N.コルサーツが意地の2位タイ発進! ライダー杯組は静かなスタート
2014年9月19日(金)午後0:02
欧州ツアーのISPSハンダ・ウェールズ・オープンは現地時間18日、ウェールズのセルティック・マナー・リゾートを舞台に第1ラウンドの競技を終了。注目のライダーカップ(26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)出場組が出遅れる中、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)がトップと1打差の2位タイと絶好のスタートを切った。
2日のキャプテンピックからも漏れ、残念ながら2度目のライダーカップ出場を逃したコルサーツ。欧州チームメンバーは大会前夜にディナーを共にしており、もちろんコルサーツは呼ばれなかったが、ディナーについては気付いていたという。
「彼らがディナーを共にした姿を見たよ。僕もその場にいられたらと思った」と悔しい胸のうちを吐露したコルサーツ。それだけに今大会では強い対抗心を持っている。この日は意地の5アンダー66をマーク。4人のライダーカップメンバーよりも上位、出来ることなら優勝を飾り、見返すためにもコルサーツの負けられない戦いが続く。
この日単独トップに立ったのはヨースト・ルーテン(オランダ)。6アンダー65をマークして2週連続の好発進となった。一方、4人のライダーカップメンバーはいずれも静かなスタート。1アンダー70の28位タイにジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)が入ったのが最高で、トーマス・ビヨーン(デンマーク)はイーブンパー71の44位タイ、リー・ウェストウッド(英)は2オーバー73の85位タイ。スティーブン・ギャラハー(スコットランド)に至っては7オーバー78を叩き135位タイと大きく出遅れた。
また、日本勢として唯一出場している宮瀬博文は、1オーバー72の70位タイで大会初日を終えている。