国内女子ツアー第23戦、ヨネックスレディスゴルフトーナメントが24日、新潟・ヨネックスCCで開幕した。第1ラウンドは7アンダー65で回った不動裕理が佐藤宏美、アマチュアの宮里美香に2打差をつけ単独トップの好スタートを切った。

　01、02年大会を制している歴代チャンピオンの不動が貫禄のプレーを披露した。この日は出だしこそ4ホール連続パーと静かな立ち上がりだったが、5番からの3連続バーディを皮切りに、ハーフターン後も5つのバーディを積み重ね、8バーディ、1ボギーの7アンダー65でトップに君臨。5月の廣済堂レディスゴルフカップに次ぐ今季2勝目に向け絶好のポジションを確保した。

　一方、その不動と同組でラウンドした宮里も好調。昨年も5位タイに入り、ベストアマを獲得した得意のトーナメントだが、第1ラウンドは5バーディ、ノーボギーの5アンダー67と完璧なゴルフで2位タイ。第2ラウンド以降、不動にどこまで喰らいついていけるか注目だ。

　その他2アンダー70、7位タイに上田桃子、佐伯三貴、張娜（中）らが続き、1打遅れた20位タイに今大会がプロデビュー戦となるホステスプロの若林舞衣子、横峯さくら、古閑美保らが並んでいる。またディフェンディング・チャンピオンの大山志保はイーブンパー72で回り32位タイ。