海外女子
I.パーク、史上最年少優勝! 桃子13位タイ
2008年6月30日(月)午前11:55
パー5の最終18番でバーディパットをタップイン。韓国出身の仲間達にビールかけで祝福され、史上最年少の全米女子オープンチャンピオンが誕生した。
現地時間29日、全米女子オープンはミネソタ州エディナのインターラチェンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。プロデビュー戦で首位スタートのステイシー・ルイス(米)、ポーラ・クリーマー(米)の最終組が苦戦している間に、1組前のインビー・パーク(韓)は落ち着いてプレーした。プレッシャーのかかるサンデーバックナインでスコアを2つ伸ばし、2アンダー71で回り、通算9アンダーでフィニッシュ。同じ組でラウンドしたメジャー優勝経験のある単独2位のヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)に4打の大差をつけて堂々の米女子ツアー初勝利を飾った。
20歳の誕生日まであと約2週間。98年に同じ韓国の大先輩、朴セリが20歳9か月で当時の最年少優勝を果たしたとき、まだ9歳だったパークは朴の勝利に刺激されてゴルフを開始。10年後に同じ大会で優勝し、その記録を塗り替えた。ようやく表情をほころばせたヒロインは「ゴルフを始めて10年でこの大会に勝てたことを誇りに思います。いろいろなことがすごい勢いで起こって、怖いくらいです。落ち着こうと努力しましたが、エキサイティングでした。今日は私の日です」とコメント。自分のやってのけたことの大きさを改めて実感していた。
プロ初試合でメジャーVという偉業に挑んだルイスは、思うようなプレーができずに5オーバー78。通算4アンダーでアンジェラ・パーク(ブラジル)、キム・インキョン(韓)と共に3位タイに終わった。メジャー初勝利を目指したクリーマーもズルズルと崩れて通算3アンダー6位タイ。
一方、日本勢は通算3アンダー9位タイから追い上げを狙った初出場の上田桃子が10番で第3打を木に当て、池にはまってダブルボギーを叩くなど3オーバー76でホールアウト。ディフェンディング・チャンピオンのクリスティー・カー(米)他と並ぶ通算イーブンパー13位タイだった。
来年の出場権は獲得したが、納得がいかない様子。目の前で優勝を決めたパークの姿を呆然と見つめ、うらやましさを隠そうともしなかった。「悔しい。(勝ち星に)届きそうで遠くて。メジャー3試合、みんなもったいなさ過ぎで自分に腹が立つ。でも、メジャーがあと1つ残っているので頑張りたい」と上田は全英女子オープンでのリベンジを誓った。他には宮里藍が通算4オーバー27位タイ、横峯さくらが通算8オーバー51位タイで4日間の競技を終えている。
また、大会3勝で今季限りで引退するアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、通算3オーバー24位タイだったが、最終ホールでイーグルと見せ場を作った。ロレックスランク(女子世界ランク)No.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)は通算5オーバー31位タイでホールアウトした。
現地時間29日、全米女子オープンはミネソタ州エディナのインターラチェンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。プロデビュー戦で首位スタートのステイシー・ルイス(米)、ポーラ・クリーマー(米)の最終組が苦戦している間に、1組前のインビー・パーク(韓)は落ち着いてプレーした。プレッシャーのかかるサンデーバックナインでスコアを2つ伸ばし、2アンダー71で回り、通算9アンダーでフィニッシュ。同じ組でラウンドしたメジャー優勝経験のある単独2位のヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)に4打の大差をつけて堂々の米女子ツアー初勝利を飾った。
20歳の誕生日まであと約2週間。98年に同じ韓国の大先輩、朴セリが20歳9か月で当時の最年少優勝を果たしたとき、まだ9歳だったパークは朴の勝利に刺激されてゴルフを開始。10年後に同じ大会で優勝し、その記録を塗り替えた。ようやく表情をほころばせたヒロインは「ゴルフを始めて10年でこの大会に勝てたことを誇りに思います。いろいろなことがすごい勢いで起こって、怖いくらいです。落ち着こうと努力しましたが、エキサイティングでした。今日は私の日です」とコメント。自分のやってのけたことの大きさを改めて実感していた。
プロ初試合でメジャーVという偉業に挑んだルイスは、思うようなプレーができずに5オーバー78。通算4アンダーでアンジェラ・パーク(ブラジル)、キム・インキョン(韓)と共に3位タイに終わった。メジャー初勝利を目指したクリーマーもズルズルと崩れて通算3アンダー6位タイ。
一方、日本勢は通算3アンダー9位タイから追い上げを狙った初出場の上田桃子が10番で第3打を木に当て、池にはまってダブルボギーを叩くなど3オーバー76でホールアウト。ディフェンディング・チャンピオンのクリスティー・カー(米)他と並ぶ通算イーブンパー13位タイだった。
来年の出場権は獲得したが、納得がいかない様子。目の前で優勝を決めたパークの姿を呆然と見つめ、うらやましさを隠そうともしなかった。「悔しい。(勝ち星に)届きそうで遠くて。メジャー3試合、みんなもったいなさ過ぎで自分に腹が立つ。でも、メジャーがあと1つ残っているので頑張りたい」と上田は全英女子オープンでのリベンジを誓った。他には宮里藍が通算4オーバー27位タイ、横峯さくらが通算8オーバー51位タイで4日間の競技を終えている。
また、大会3勝で今季限りで引退するアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、通算3オーバー24位タイだったが、最終ホールでイーグルと見せ場を作った。ロレックスランク(女子世界ランク)No.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)は通算5オーバー31位タイでホールアウトした。