海外女子
藍&桃子、暫定9位タイ! さくらは暫定28位タイ
2008年6月28日(土)午後2:10
雷雨による2時間27分の中断の影響で大会2日目は日没サスペンデッドとなったが、そんな中、宮里藍と上田桃子のアメリカ常駐組が好位置をキープした。
今季メジャー第3戦の全米女子オープンはミネソタ州エディナの名門インターラチェンCCを舞台に現地時間の27日、第2ラウンドの競技に突入。昼間は日が射し青空も顔をのぞかせたが、午後4時を過ぎて雲行きが怪しくなり一時中断。2時間27分後に再開されたが、すべてのプレーヤーがホールアウトするには至らず、日没サスペンデッドが決定した。
暫定ながら首位に立ったのは、早い時間にスタートしたアンジェラ・パーク(ブラジル)。第1ラウンドはイーブンパーの33位タイとやや出遅れたが、この日は1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー67と爆発。通算6アンダーとし、一気にリーダーボードの最上段に浮上した。「アンダーパーで回れればいいかなと思っていたけれど、調子が良かったので出来るだけスコアを伸ばそうとチャージをかけました」とパークはにっこり。2番パー5では長い上りのスライスラインを読み切り、イーグル奪取に成功し「賢いプレーが出来た」と納得の表情を見せた。
その他、1打差の暫定2位タイにミネア・ブロムクヴィスト(フィンランド)、ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)、インビー・パーク(韓)が続き、ディフェンディング・チャンピオンのクリスティー・カー(米)が通算4アンダー暫定5位タイにつけている。
日本勢は初日12位タイ発進の宮里が、好調なプレーで17ホール終了時点までにスコアを1つ伸ばし、通算3アンダーで暫定9位タイへ浮上。「イメージと距離感が合っている」というパッティングが依然好調で、完全復活への期待を抱かせた。
また宮里と同じ12位タイからスタートした横峯さくらは、自ら「出入りの激しいゴルフ」と認める通り、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー75と崩れ、通算イーブンパー暫定28位タイに後退。ショートパットのミスでビッグスコアを逃した第1ラウンドとは打って変わり、第2ラウンドはティーショットが林やラフにつかまるなどショットに安定感を欠いた。「その辺を調整して頑張りたいです」と横峯は決勝ラウンドでの巻き返しを誓っていた。
さらに「全米オープンで勝つのが夢」と意気込みを語っている上田はハーフターン直後に中断となり「恵みの雨になるよう流れを変えたい」と語った言葉通り、後半は安定したプレーで3バーディをマーク。本人が「上がり3ホールが課題」と言い続けている17番、18番を連続バーディで締めくくった事は大きく、2アンダー71でホールアウトし、通算3アンダーで宮里と同じ暫定9位タイへ順位を上げた。
また、予選から勝ち上がった吉田藍子は3つスコアを伸ばし、通算3オーバー暫定55位タイまで順位を上げているが、遅いスタートだったため5ホールを残している状況。天沼知恵子は通算10オーバー暫定127位タイで決勝進出は絶望となった。
今季メジャー第3戦の全米女子オープンはミネソタ州エディナの名門インターラチェンCCを舞台に現地時間の27日、第2ラウンドの競技に突入。昼間は日が射し青空も顔をのぞかせたが、午後4時を過ぎて雲行きが怪しくなり一時中断。2時間27分後に再開されたが、すべてのプレーヤーがホールアウトするには至らず、日没サスペンデッドが決定した。
暫定ながら首位に立ったのは、早い時間にスタートしたアンジェラ・パーク(ブラジル)。第1ラウンドはイーブンパーの33位タイとやや出遅れたが、この日は1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー67と爆発。通算6アンダーとし、一気にリーダーボードの最上段に浮上した。「アンダーパーで回れればいいかなと思っていたけれど、調子が良かったので出来るだけスコアを伸ばそうとチャージをかけました」とパークはにっこり。2番パー5では長い上りのスライスラインを読み切り、イーグル奪取に成功し「賢いプレーが出来た」と納得の表情を見せた。
その他、1打差の暫定2位タイにミネア・ブロムクヴィスト(フィンランド)、ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)、インビー・パーク(韓)が続き、ディフェンディング・チャンピオンのクリスティー・カー(米)が通算4アンダー暫定5位タイにつけている。
日本勢は初日12位タイ発進の宮里が、好調なプレーで17ホール終了時点までにスコアを1つ伸ばし、通算3アンダーで暫定9位タイへ浮上。「イメージと距離感が合っている」というパッティングが依然好調で、完全復活への期待を抱かせた。
また宮里と同じ12位タイからスタートした横峯さくらは、自ら「出入りの激しいゴルフ」と認める通り、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー75と崩れ、通算イーブンパー暫定28位タイに後退。ショートパットのミスでビッグスコアを逃した第1ラウンドとは打って変わり、第2ラウンドはティーショットが林やラフにつかまるなどショットに安定感を欠いた。「その辺を調整して頑張りたいです」と横峯は決勝ラウンドでの巻き返しを誓っていた。
さらに「全米オープンで勝つのが夢」と意気込みを語っている上田はハーフターン直後に中断となり「恵みの雨になるよう流れを変えたい」と語った言葉通り、後半は安定したプレーで3バーディをマーク。本人が「上がり3ホールが課題」と言い続けている17番、18番を連続バーディで締めくくった事は大きく、2アンダー71でホールアウトし、通算3アンダーで宮里と同じ暫定9位タイへ順位を上げた。
また、予選から勝ち上がった吉田藍子は3つスコアを伸ばし、通算3オーバー暫定55位タイまで順位を上げているが、遅いスタートだったため5ホールを残している状況。天沼知恵子は通算10オーバー暫定127位タイで決勝進出は絶望となった。