国内女子ツアーの今季公式戦第3戦、日本女子オープンゴルフ選手権競技が、30日に第2ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンの宮里美香が、2バーディ、3ボギーの1オーバー71で回り、通算1オーバーで単独トップに立った。また、10位タイでスタートした宮里藍は、3オーバー73で通算5オーバーの8位タイに順位を上げている。

　首位タイでスタートした宮里（美香）は前半、11番、14番でボギーが先行するも、16番、17番の2連続バーディですぐさま挽回。しかし、18番でボギーを叩くと、後半はすべてスコアカード通りのゴルフとなり、前日から1つスコアを落としてホールアウトした。

　宮里（藍）は前半、14番でダブルボギーを叩くなど3オーバーで折り返す。後半は最初の2ホールで連続バーディを奪って巻き返すかと思われたが、3番、5番をボギーとしてしまい、上がり4ホールはパープレーにとどまった。この日は3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73とスコアを崩し、藤田幸希、一ノ瀬優希とともに8位タイで決勝ラウンドに臨む。

　その他上位陣は、首位と1打差の2位タイに、1アンダー69をマークした馬場ゆかり、1オーバー71で回ったヤング・キム（韓）がつけ、2打差の4位タイにイ・ジウ（韓）、上原彩子、そして3打差の6位タイには初日首位タイの李知姫（韓）と飯島茜が名を連ねている。

　また、首位タイでスタートした金田久美子は、この日9オーバー79の大乱調で通算9オーバーまでスコアを落とし、野村敏京らと同じ28位タイに沈んだ。賞金ランキング1位のアン・ソンジュ（韓）は通算6オーバーで不動裕理らとともに11位タイでフィニッシュ。前日に6位タイだった有村智恵は通算7オーバーの20位タイ、賞金ランク2位の横峯さくらは通算10オーバーの37位タイで予選ラウンドを終えた。