開幕戦敗北の雪辱を地元・宮崎で果たそうと横峯さくらが燃えている。

　14日開幕の国内女子ツアー第2戦、アコーディア・ゴルフ レディス（宮崎・青島GC）に参戦する横峯は、先週のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日に、優勝に向かって突っ走りながら攻めきれず、土壇場で自滅。宋ボベ（韓）に今季初Vをさらわれている。だが、シーズン序盤で波に乗るには、その悔しさを引きずっている暇はない。故郷・鹿児島から移り住み、今ではすっかり地元となった宮崎での大会で存在感を示したい。

　また、横峯以上に地元意識が強いのが、同じく宮崎出身の大山志保だ。一昨年は賞金女王として一気にブレイクしたが、昨年は今ひとつ。上田桃子や横峯らに話題をさらわれ、寂しい思いをしていただけに、やる気十分でシーズン入りしている。ひときわ応援も多い地元で勝って、06年の再現を。そんな目論みで、初日を心待ちにしている。

　今大会には他、ディフェンディング・チャンピオンの木村敏美、古閑美保、不動裕理、佐伯三貴、諸見里しのぶ、有村智恵、福嶋晃子らが出場する。