国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンが22日、愛知県の中京GC石野Cを舞台に開幕した。第1ラウンドは7番パー4でイーグルを奪った三塚優子が、5アンダー67の好スコアをマーク。2位タイの金田久美子、有村智恵、若林舞衣子らに2打差をつけ単独トップに立った。

　今季の三塚は開幕戦のダイキンオーキッドレディスで優勝。その後もトップ10フィニッシュ4回と好調をキープし、賞金ランキングでは3位に食い込んでいる。この日も持ち前の飛距離を武器に序盤からスコアを伸ばすと、347ヤードの短いパー4（7番）では見事にイーグルを奪取。後半をノーボギーの1アンダーで乗り切り、1イーグル、4バーディ（1ボギー）の猛攻で、トーナメントをリードした。

　07年にツアー初勝利を飾って以来、順調にステップアップを続けている三塚。今季も着実に上位入賞を果たし、存在感を増している。昨季大会で途中棄権した苦い思い出を逃げ切りVで晴らし、今季2勝目を手中に収めたい。

　その他、2アンダー70で回った福嶋晃子が、全美貞（韓）らと並び7位タイ。現在賞金ランキングトップの横峯さくらは1アンダー71で11位タイにつけ、昨季女王の古閑美保は1オーバー73、27位タイと出遅れている。