国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックは25日、静岡県の川奈ホテルGC富士Cを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、最終組が9番を終了した時点で激しい雨のためサスペンデッドが決定。前日ツアー史上9人目のアルバトロスをマークした有村智恵（9ホール終了）はスコアを2つ落としたものの、タミー・ダーディン（豪／9ホール終了）とともに通算5アンダー暫定トップを分け合った。

　また、開幕前から「賞金女王になる」と宣言している横峯さくらは、厳しいコースコンディションに苦しんだ。9ホール終了時点で2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバーとスコアを崩し、通算2アンダー。08年の全英女子オープンを制した申ジエ（韓／10ホール終了）、前田久仁子（10ホール終了）と並び暫定6位タイへ後退した。それでも「あと27ホールあるので、自分のプレーをしたいです。それで結果がついて来てくればいいですね」と長丁場となる最終日に向け抱負を語った。

　その他上位は、マンデー予選から勝ち上がった塩崎亜美（9ホール終了）が通算4アンダー暫定3位に続き、通算3アンダー暫定4位タイに諸見里しのぶ（12ホール終了）とジュリー呂（台／10ホール終了）。アマチュアの竹村真琴（9ホール終了）は飯島茜、福嶋晃子（14ホール終了）の実力者と同じ通算イーブンパー暫定11位タイ。賞金女王の古閑美保（15ホール終了）は通算1オーバー暫定14位タイ、ギャル系ゴルファーの金田久美子（16ホール終了）は通算9オーバー暫定64位タイに低迷している。