昨年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでツアー初優勝を遂げた原江里菜（東北福祉大学在学中）は24日、都内のホテルで会見を行い、1月より横浜ゴム株式会社と用品総合使用契約を締結したことを発表した。契約期間は複数年で契約金は公表されていない。

　緊張した面持ちで会見に臨んだ原は「プロ入りしてからずっと自分に合うクラブを探していて、PRGR（プロギア）が自分自身に合うクラブだと実感できた。（ドライバーは）自分の1番好きなフェース」とPRGRと用品契約に至った要因を明かした。昨年は様々なメーカーのクラブを使用していたが、今年からはドライバー、アイアン、ウェッジなどのクラブに加え、キャディバッグなどのグッズもPRGR製品を使用する。

　国内女子ツアー今季2戦目の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント　PRGRレディスカップ」ではホステスプロを務める原。「（同社の南雲忠信）社長から“契約選手以外にカップを渡したくない”と言われたので、ぜひ（優勝カップを）受け取れるようにしたいです」と同大会に対し意気込みを語った。

　PRGRレディスカップと公式戦での活躍を今季の目標に掲げる原が、PRGRから全面的なサポートを受け、念願のツアー2勝目を目指すことになった。