大山志保が念願の今季初優勝を連覇で飾ろうと燃えている。

　11日開幕の国内女子ツアー、明治チョコレートカップ（北海道・札幌国際CC島松C）にディフェンディング・チャンピオンとして臨む大山は、今季も半ば近くを迎えたというのに未だに勝ち星がない。

　サントリーレディスオープンでは最後の最後にパーパットを外して米ツアーから一時帰国していた上田桃子に優勝をさらわれた。また、勝った三塚優子に10打の大差をつけられたニチレイPGMレディス、そして有村智恵にツアー初優勝を許したプロミスレディスゴルフトーナメントと3試合連続2位（タイを含む）の屈辱を味わっただけに、今度こそ勝ちたい。06年賞金女王としてのプライドをかけて戦いに挑む。

　また、公式戦今季初戦のワールドレディスチャンピオンシップを制した福嶋晃子、永久シード選手の不動裕理の実力者に加え、古閑美保、諸見里しのぶ、飯島茜、横峯さくら他の旬の選手もずらりと参戦。サミットが終わったばかりの北の大地は、女子プロたちの熱気で燃えている。