国内女子ツアー第6戦、ライフカードレディスゴルフトーナメント（熊本・熊本空港CC）は19日、第2ラウンドの競技を行った。前日4アンダー68の好スコアでトーナメントをリードした諸見里しのぶは、スコアメイクに苦しみ、2オーバー74のラウンド。三塚優子と並ぶ通算2アンダー3位タイに後退した。通算5アンダー単独トップに浮上したのは、最終18番パー5でイーグルを奪取した馬場ゆかり。1打差の単独2位にベテランの米山みどりがつけている。

　今季出場した5試合中、4試合でトップ10フィニッシュと好調をキープしている諸見里だが、この日は1バーディ、3ボギーと乱れ、良いところなく競技を終えた。しかし、昨年の日本女子オープンゴルフ選手権競技で公式戦初Vを飾り、今季は賞金女王も視野に入れて戦っている諸見里にとっては、シーズン序盤で早く勝ち星を挙げたいところ。首位とは3打差とチャンスはまだ十分にあり、逆転優勝を虎視眈々と狙っている。

　一方、この日のベストスコアタイとなる3アンダー69をマークした古閑美保が、前日の23位タイから通算1アンダー5位タイへジャンプアップ。4バーディ、1ボギーの安定したゴルフで優勝戦線に名を連ねた。

　その他、2バーディ、1ボギーの1アンダー71にスコアをまとめた不動裕理が、通算1オーバーで原江里菜と並ぶ11位タイ。横峯さくらは我慢のゴルフで、第1ラウンドの36位タイから通算3オーバー20位タイに順位を上げた。だが、06年賞金女王の大山志保はカットラインに2打届かず、予選落ちを喫している。