12日、国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープン（兵庫・花屋敷GCよかわC）は第2ラウンドの競技を終了。ベストスコアタイの4アンダー68をマークした古閑美保が通算4アンダーとし、単独2位に順位を上げた。通算5アンダートップはシン・ヒョンジュ（韓）。

　イーブンパー7位タイからスタートした古閑は出だしの1番でバーディを奪うと、さらにバーディを2つ重ねてハーフターン。後半も10番をバーディとしたが、12番で第2ラウンド初のボギーを叩いた。しかし、17番でバーディパットを沈め、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でフィニッシュ。通算4アンダーで優勝戦線に浮上した。昨季はLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで公式戦初Vを飾った古閑。08年は初の賞金女王に輝くためにも、今大会で今季初勝利を飾りたいところだ。

　一方、前日首位のシンは3番でボギーが先行する苦しい立ち上がり。だが、6番でバーディを獲り返し、イーブンパーで前半を終了した。後半は2バーディ、1ボギーにスコアをまとめ、1アンダー71でホールアウト。通算5アンダーでトーナメントリーダーの座をキープした。06年伊藤園レディスゴルフトーナメント以来のツアー3勝目に王手をかけている。

　上位はシンと4打差の3位タイに全美貞、丁允珠の韓国勢2人と中田美枝がつけた。福嶋晃子は藤田幸希らとともに通算イーブンパー6位タイ。諸見里しのぶは通算2オーバー16位タイ、飯島茜は通算3オーバー23位タイで予選ラウンドを終えている。尚、ディフェンディング・チャンピオンのペ・ジェヒ（韓）は棄権した。