海外女子
米女子ツアー2年目のジンクスは?
2007年12月23日(日)午後0:10
粒揃いと言われた昨季(06年)の米女子ツアールーキーたち。宮里藍をはじめ有望新人の宝庫だったが、果たして彼女たちの2年目はどのような結果に終わったのだろうか?
まず何といっても安定していたのが、昨季強力なライバルたちを抑えて新人王に輝いたリー・スンワ(韓)。デビュー戦からいきなり優勝争いを演じた大器は、HSBC女子ワールドマッチプレー選手権の決勝で宮里を破り、ツアー通算2勝目をゲット。シーズンを通して安定したプレーで昨季の賞金ランク12位を上回る5位へと躍進。06年組の出世頭となった。
そしてもう1人、昨シーズンランク24位だったモーガン・プレセル(米)は、今季メジャーのクラフト・ナビスコ選手権で優勝。最年少メジャー勝利記録を更新し、賞金ランクトップ10(9位)入りを果たし、早くも実力を開花させた。プレセルと仲の良い宮里も、優勝こそなかったがランク17位と昨季の22位を上回り、ある意味順調な成長を伺わせた。
しかし2年目のジンクスか、壁にぶち当たった選手も居る。昨季の最終戦ADT選手権に優勝し、ランク4位に食い込んだジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)は今季、開幕戦のSBSオープン at タートルベイで2位に入ったものの、その後は優勝争いに絡むことなく、ランクを33位まで落とすことに。またデューク大を2年で中退し、鳴り物入りでプロ転向したブリタニー・ラング(米)も、06年のランク21位から39位へと後退している。
03年の全米女子アマチュアチャンピオンのビラダ・ニラパスポンポーン(タイ)に至っては、賞金ランク126位まで落ち込み、クオリファイング・スクールを受け直さなければならなくなった。
ツアーの中心的存在となった選手も居れば、2年目のジンクスに泣いた選手もおり、悲喜こもごもが交差した同期生たちの07年。彼女たちは今、さらなる飛躍とリベンジを誓い、08年で再び輝くための準備を行っている。
まず何といっても安定していたのが、昨季強力なライバルたちを抑えて新人王に輝いたリー・スンワ(韓)。デビュー戦からいきなり優勝争いを演じた大器は、HSBC女子ワールドマッチプレー選手権の決勝で宮里を破り、ツアー通算2勝目をゲット。シーズンを通して安定したプレーで昨季の賞金ランク12位を上回る5位へと躍進。06年組の出世頭となった。
そしてもう1人、昨シーズンランク24位だったモーガン・プレセル(米)は、今季メジャーのクラフト・ナビスコ選手権で優勝。最年少メジャー勝利記録を更新し、賞金ランクトップ10(9位)入りを果たし、早くも実力を開花させた。プレセルと仲の良い宮里も、優勝こそなかったがランク17位と昨季の22位を上回り、ある意味順調な成長を伺わせた。
しかし2年目のジンクスか、壁にぶち当たった選手も居る。昨季の最終戦ADT選手権に優勝し、ランク4位に食い込んだジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)は今季、開幕戦のSBSオープン at タートルベイで2位に入ったものの、その後は優勝争いに絡むことなく、ランクを33位まで落とすことに。またデューク大を2年で中退し、鳴り物入りでプロ転向したブリタニー・ラング(米)も、06年のランク21位から39位へと後退している。
03年の全米女子アマチュアチャンピオンのビラダ・ニラパスポンポーン(タイ)に至っては、賞金ランク126位まで落ち込み、クオリファイング・スクールを受け直さなければならなくなった。
ツアーの中心的存在となった選手も居れば、2年目のジンクスに泣いた選手もおり、悲喜こもごもが交差した同期生たちの07年。彼女たちは今、さらなる飛躍とリベンジを誓い、08年で再び輝くための準備を行っている。