海外女子
?2008 全英リコー女子オープン? 日本勢大健闘! 優勝は韓国の星・申
2008年12月28日(日)午後0:35
今年の全英リコー女子オープン(現地時間7月31日?8月3日/英、サニングデールGC)は、日本勢の健闘が目立ったメジャー最終戦となった。
3日目を終えリーダーボードの最上段に立っていたのは不動裕理。さらに単独3位に宮里藍がつけ、樋口久子現LPGA会長が77年に全米女子プロゴルフ選手権を制して以来、31年ぶりの日本人、悲願のメジャー勝利が期待された。
その期待に応えるように最終日は、昨年から今年の前半にかけ、スランプに苦しんでいた宮里が見違えるような気迫のこもったプレーでスコアを伸ばす。1番、2番は連続バーディと快調な滑り出し。7番でボギーを叩くも、すかさず8番で長いパットを沈めてバーディを獲り返す。一時は首位に1打差に迫り優勝が現実味を帯びてきたが、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、またも優勝はお預けになった。だが4年前、メジャー初挑戦を果たし、予選落ちに悔し涙を流した思い出の地・サニングデールGCで、自らの成長を実感する単独5位という成績には大きな意味がある。
一方、首位スタートの不動は1番でバーディを奪ったものの、その後なかなかチャンスを作れず、3バーディ、2ボギーの1アンダー71止まり。最終日にノーボギーの6アンダー66をマークした韓国の賞金女王・申智愛(韓)に逆転を許し、3位タイに甘んじた。
日本勢の活躍は宮里と不動だけではない。上田桃子も最終日に3アンダー69をマークし、ロレーナ・オチョア(メキシコ)と並ぶ7位タイのベスト10フィニッシュ。横峯さくらは24位タイにとどまったが、大和撫子の活躍がトーナメントに色を添えた。
それにしても申の強さは群を抜いていた。2位のヤニ・ツェン(台)に3打差をつけメジャー初勝利を手中に収め「夢が叶った」と瞳を潤ませた。彼女はマクドナルドLPGA選手権に優勝したツェン、全米女子オープンに勝ったインビー・パーク(韓)と同じ88年生まれの20歳。同年代のアジア勢がツアーを席巻した今季のメジャーを申が締めくくった。
3日目を終えリーダーボードの最上段に立っていたのは不動裕理。さらに単独3位に宮里藍がつけ、樋口久子現LPGA会長が77年に全米女子プロゴルフ選手権を制して以来、31年ぶりの日本人、悲願のメジャー勝利が期待された。
その期待に応えるように最終日は、昨年から今年の前半にかけ、スランプに苦しんでいた宮里が見違えるような気迫のこもったプレーでスコアを伸ばす。1番、2番は連続バーディと快調な滑り出し。7番でボギーを叩くも、すかさず8番で長いパットを沈めてバーディを獲り返す。一時は首位に1打差に迫り優勝が現実味を帯びてきたが、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、またも優勝はお預けになった。だが4年前、メジャー初挑戦を果たし、予選落ちに悔し涙を流した思い出の地・サニングデールGCで、自らの成長を実感する単独5位という成績には大きな意味がある。
一方、首位スタートの不動は1番でバーディを奪ったものの、その後なかなかチャンスを作れず、3バーディ、2ボギーの1アンダー71止まり。最終日にノーボギーの6アンダー66をマークした韓国の賞金女王・申智愛(韓)に逆転を許し、3位タイに甘んじた。
日本勢の活躍は宮里と不動だけではない。上田桃子も最終日に3アンダー69をマークし、ロレーナ・オチョア(メキシコ)と並ぶ7位タイのベスト10フィニッシュ。横峯さくらは24位タイにとどまったが、大和撫子の活躍がトーナメントに色を添えた。
それにしても申の強さは群を抜いていた。2位のヤニ・ツェン(台)に3打差をつけメジャー初勝利を手中に収め「夢が叶った」と瞳を潤ませた。彼女はマクドナルドLPGA選手権に優勝したツェン、全米女子オープンに勝ったインビー・パーク(韓)と同じ88年生まれの20歳。同年代のアジア勢がツアーを席巻した今季のメジャーを申が締めくくった。