海外女子
LPGAトーンダウン 早くも新ルール改訂
2008年9月6日(土)午後0:25
各方面から批判が集中し、キャロライン・F・ビベンスLPGAコミッショナーが英語必須の新ルール改訂をホームページ上で現地時間5日に発表した。
ビベンス女史は「さまざまな反響を熟慮した結果、英語力が基準に満たない選手に対し、出場資格を延期するという罰則条項を無効にすることを決めました」と書面で発表。英語が喋れなければ、出場資格を与えない、という前代未聞の新ルールを事実上無効とする判断を示した。
ツアー出場2年で語学力に問題のある選手にはテストを行い、合格しなければ出場資格停止の厳しい処分が下されるはずだったが、これには「アジア人をツアーから閉め出すつもりか!」「英語圏以外の選手に対する差別」と各方面から批判が集中した。世界ランク1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)さえ、「酷い」と首を傾げており、世論の逆風に屈した形で今回ビベンス女史は「出場資格を取り消す罰則の無効化」を打ち出した。
4大メジャーのうち、今年は3試合がアジア系の若手が制しており、地元アメリカ勢の力不足からスポンサー離れが深刻化しているのも事実。さまざまな現実を受け止めながら、LPGAには業界発展のための新たな秘策が求められることになりそうだ。
ビベンス女史は「さまざまな反響を熟慮した結果、英語力が基準に満たない選手に対し、出場資格を延期するという罰則条項を無効にすることを決めました」と書面で発表。英語が喋れなければ、出場資格を与えない、という前代未聞の新ルールを事実上無効とする判断を示した。
ツアー出場2年で語学力に問題のある選手にはテストを行い、合格しなければ出場資格停止の厳しい処分が下されるはずだったが、これには「アジア人をツアーから閉め出すつもりか!」「英語圏以外の選手に対する差別」と各方面から批判が集中した。世界ランク1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)さえ、「酷い」と首を傾げており、世論の逆風に屈した形で今回ビベンス女史は「出場資格を取り消す罰則の無効化」を打ち出した。
4大メジャーのうち、今年は3試合がアジア系の若手が制しており、地元アメリカ勢の力不足からスポンサー離れが深刻化しているのも事実。さまざまな現実を受け止めながら、LPGAには業界発展のための新たな秘策が求められることになりそうだ。