海外女子
L.オチョア、逃げ切り優勝! 桃子11位タイ
2008年5月19日(月)午後0:50
ロレーナ・オチョア(メキシコ)が忍耐強いプレーで現女王の存在感を示し、今季6勝目を飾った。
悪天候のため54ホールの競技に短縮された米女子ツアー、サイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間18日、最終ラウンドを行った。通算9アンダー単独首位でスタートしたオチョアは、2番のバーディでリードをさらに広げて逃げ切りムード。ところがショットは好調だが、パットが今ひとつでスコアを伸ばしきれず、後続の追い上げを受けた。
それでもガマン強さを発揮し、フラストレーションのたまるラウンドを3バーディ、2ボギーの1アンダー71で切り抜けて通算10アンダー。この日6アンダー66と爆発したモーガン・プレセル(米)やソフィ・グスタフソン(スウェーデン)ら2位タイの5人に1打差をつけて大会3連覇を飾った。
開幕直前に一時代を築いたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、今季いっぱいでの引退を表明し、今大会は誰にとっても特別な意味を持っていた。第1ラウンドにはアニカ本人が首位タイで発進したが、第2ラウンドで1オーバー73とスコアを伸ばせずに優勝争いから脱落。結局通算5アンダー11位タイで大会を終えた。
対照的に第2ラウンドでトップに立ったオチョアが逃げ切り、現在の勢いを見せつける形となった。「タフな一日でしたね。何が大切かを考え、良いプレーをすれば他の選手が苦しみ、いいポジションにいられると思いました。しかし、それにしても今日は違いました」と振り返ったオチョア。アニカに代わって女王の座についているだけに、特別な思いでラウンドし、今大会を制覇したことで、残り少ない直接対決で先手を取った。
また、共に通算3アンダー10位タイで出た日本勢2人は明暗を分けた。ルーキーの上田桃子は2アンダー70で回り、アニカと同じ通算5アンダー。11位タイとなり、最近は予選落ちが続き悔し涙を流したが、見事な立ち直りを見せた。一方、ツアー3年目の宮里藍は4オーバー76と崩れ、通算1オーバー42位タイと最終日に力尽きた。
悪天候のため54ホールの競技に短縮された米女子ツアー、サイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間18日、最終ラウンドを行った。通算9アンダー単独首位でスタートしたオチョアは、2番のバーディでリードをさらに広げて逃げ切りムード。ところがショットは好調だが、パットが今ひとつでスコアを伸ばしきれず、後続の追い上げを受けた。
それでもガマン強さを発揮し、フラストレーションのたまるラウンドを3バーディ、2ボギーの1アンダー71で切り抜けて通算10アンダー。この日6アンダー66と爆発したモーガン・プレセル(米)やソフィ・グスタフソン(スウェーデン)ら2位タイの5人に1打差をつけて大会3連覇を飾った。
開幕直前に一時代を築いたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、今季いっぱいでの引退を表明し、今大会は誰にとっても特別な意味を持っていた。第1ラウンドにはアニカ本人が首位タイで発進したが、第2ラウンドで1オーバー73とスコアを伸ばせずに優勝争いから脱落。結局通算5アンダー11位タイで大会を終えた。
対照的に第2ラウンドでトップに立ったオチョアが逃げ切り、現在の勢いを見せつける形となった。「タフな一日でしたね。何が大切かを考え、良いプレーをすれば他の選手が苦しみ、いいポジションにいられると思いました。しかし、それにしても今日は違いました」と振り返ったオチョア。アニカに代わって女王の座についているだけに、特別な思いでラウンドし、今大会を制覇したことで、残り少ない直接対決で先手を取った。
また、共に通算3アンダー10位タイで出た日本勢2人は明暗を分けた。ルーキーの上田桃子は2アンダー70で回り、アニカと同じ通算5アンダー。11位タイとなり、最近は予選落ちが続き悔し涙を流したが、見事な立ち直りを見せた。一方、ツアー3年目の宮里藍は4オーバー76と崩れ、通算1オーバー42位タイと最終日に力尽きた。