国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメントは7日、北海道の苫小牧ゴルフリゾート72エミナGCを舞台に開幕した。前週全英リコー女子オープンで善戦した三塚優子が、ノーボギーの6アンダー66と爆発。李知姫、シン・ヒョンジュの韓国勢と並び、第1ラウンドのトーナメントをリードした。

　上位は、1打差の単独5位にベテランの木村敏美が続き、米ツアーから凱旋出場の上田桃子と大山志保が4アンダー68で5位タイの好位置を確保。3アンダー69の10位タイに4連続バーディで初日を締めくくった古閑美保、注目のギャル系ゴルファー金田久美子、米ツアーで賞金女王争いをする申ジエ（韓）他がつけている。

　宮里藍悲願の優勝で幕を閉じた米ツアーのエビアン・マスターズに加え、メジャー大会の全英女子オープンでも好プレーを披露し、地元メディアから絶賛された三塚。この日は持ち前の飛距離を武器に前半で5つスコアを伸ばして折り返すと、バック9でも1つバーディを奪ってホールアウトした。首位タイ発進と海外で一回り成長した姿をアピールした三塚が、開幕戦に次ぐ今季2勝目を目指す。

　その他、現在賞金ランキング首位を走る横峯さくらが4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマーク。東尾理子、北田瑠衣らと同じ17位タイから今季4勝目を目論んでいる。また、1アンダー71の29位タイに福嶋晃子、原江里菜。若手期待の新井麻衣もイーブンパー72で41位タイにつけたが、同ランク2位の諸見里しのぶは3オーバー75を叩き、83位タイと大きく出遅れている。

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