谷原が1差3位タイの好発進! 川村も24位タイ/ワールドスーパー6
2017年2月16日(木)午後8:41
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欧州、アジア、豪州ツアー共催の新規大会「ISPS HANDAワールドスーパー6パース」は現地時間16日、オーストラリアのレイク・カリーニャップCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2選手が出場している日本勢は、谷原秀人が5アンダー67をマークしてトップと1打差の3位タイ、また川村昌弘が3アンダー69の24位タイといずれも好発進を切った。
マスターズ出場をにらむ男が魅せた。この日アウトスタートの谷原は出だしから3連続バーディをマークすると、6番ボギーの後の7番、8番で連続バーディを奪って4アンダーでハーフターン。最終18番でボギーを叩いたが、後半もスコアを1つ伸ばし、トップと1打差につけた。現在世界ランキングは58位。マスターズ(現地時間4月6日?9日)前週までにトップ50を目指すためにもこの大会で上位に入りポイントを稼ぎたいところだ。
さらに日欧をまたにかける川村も好スタート。インからスタートすると出だしの10番こそボギーとしたが、11番、12番、14番、15番と連続バーディ、18番でも1つスコアを伸ばし4アンダーで折り返す。バックナインは1オーバーとスコアを落としたが、トップと3打差はまだまだ十分射程圏内だ。これまでの欧州でのベストフィニッシュは2015年に記録した5位タイ。今大会ではそれ以上の成績を残すことができるだろうか?
トップは6アンダー66で回った地元・オーストラリアのブレット・ランフォードとマーク・フォスター(英)。その他有力選手では川村と同じ24位タイにルイス・ウーストハウゼン(南ア)、2アンダー70の43位タイにトービヨン・オルセン(デンマーク)、1アンダー71の56位タイにピーター・ユーライン(米)がつけている。世界ランク11位のアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)は2オーバー74の114位タイと出遅れた。
今大会は初日から3日間を54ホールにわたるストロークプレーで争われ、2日目終了時点で通常通り予選カットが行われる。そして3日目終了時点での上位24名のみが最終日に進出。最終日はトーナメント形式での6ホールのマッチプレーでトロフィが争われる。なお、3日目終了時点で24位に複数の選手が並んだ場合にはプレーオフが行われる。