国内女子ツアーのクォリファイングトーナメント（QT）ファイナルステージは4日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 東コース（6,418ヤード・パー72）で第3ラウンドを行い、「63」と9つ伸ばした奥山純菜が通算16アンダーで単独首位に浮上した。

　通算10アンダー単独2位に福山恵梨、通算9アンダー3位タイに政田夢乃、前多愛、倉林紅が続く。単独トップからスタートした高橋しずくは「74」と2つ落とし、神谷桃歌と並ぶ通算8アンダー6位タイに後退している。

　プロテストトップ通過の伊藤愛華、川岸史果は通算6アンダー11位タイ。「67」を叩き出した金田久美子、「68」を記録した川崎春花は通算5アンダー16位タイにつけ、横峯さくらは通算3アンダー28位タイ、新垣比菜は通算2アンダー35位タイで3日目を終えた。

　セキ・ユウティン（中）は通算イーブンパー57位タイ、笠りつ子は通算1オーバー63位タイ、臼井麗香は通算2オーバー75位タイ、吉本ここね、清本美波は通算3オーバー81位タイ、青木香奈子、イ・ヒョソン（韓）は通算4オーバー84位タイからの巻き返しを狙う。

　例年、35位前後までの選手に来季前半戦の出場権が付与されている。