海外男子
シェフラーではなくキャントレー 過去5年のフェデックスカップ平均順位1位
2025年12月1日(月)午後2:47

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近年の男子ゴルフ界で圧倒的な存在感を示すスコッティ・シェフラーだが、フェデックスカップ最終ランキングの「過去5年の平均順位」で最も安定した成績を残しているのは彼ではない。
米ゴルフチャンネルによると、集計対象となった2020-21年シーズンから2025年まで、毎年ランキング入りした80選手の結果を分析したところ、トップはパトリック・キャントレーだった。
キャントレーの平均順位は6.4で、シェフラーは7.0で僅差の2位。以下、3位がビクトル・ホブランド(9.0)、4位がローリー・マキロイ(10.2)、5位がザンダー・シャウフェレ(11.4)と続き、近年メジャーを賑わせる顔ぶれが並んだものの、キャントレーの安定感が光る形となった。
一方、順位表の下位に目を向けると、5年連続でランキング入りしながら平均順位181.4という数字を残したブライアン・スチュアードが際立つ。出場を続けながらも結果が伸び悩んだ様子がうかがえる。
今回の集計では、直近3シーズンは秋季シリーズ終了時点の順位が、2020-21年および2021-22年はツアー選手権終了時の順位が用いられている。キャントレーは5年間で2位、17位、5位、7位、1位と大崩れのない成績を並べ、一方のシェフラーは4位、1位、6位、2位、22位と、一度の大きな落ち込みが平均順位に響いた形だ。
年間を通して成績を維持し続ける難しさはゴルフファンなら誰もが知るところだ。こうした数字からは、単に優勝回数では測れない「持続的な強さ」が浮かび上がってくる。今後のシーズンで勢力図が変わることはあるのか。トッププロたちによる争いは、これからも注目を集め続けそうだ。
(写真:Getty Images)
米ゴルフチャンネルによると、集計対象となった2020-21年シーズンから2025年まで、毎年ランキング入りした80選手の結果を分析したところ、トップはパトリック・キャントレーだった。
キャントレーの平均順位は6.4で、シェフラーは7.0で僅差の2位。以下、3位がビクトル・ホブランド(9.0)、4位がローリー・マキロイ(10.2)、5位がザンダー・シャウフェレ(11.4)と続き、近年メジャーを賑わせる顔ぶれが並んだものの、キャントレーの安定感が光る形となった。
一方、順位表の下位に目を向けると、5年連続でランキング入りしながら平均順位181.4という数字を残したブライアン・スチュアードが際立つ。出場を続けながらも結果が伸び悩んだ様子がうかがえる。
今回の集計では、直近3シーズンは秋季シリーズ終了時点の順位が、2020-21年および2021-22年はツアー選手権終了時の順位が用いられている。キャントレーは5年間で2位、17位、5位、7位、1位と大崩れのない成績を並べ、一方のシェフラーは4位、1位、6位、2位、22位と、一度の大きな落ち込みが平均順位に響いた形だ。
年間を通して成績を維持し続ける難しさはゴルフファンなら誰もが知るところだ。こうした数字からは、単に優勝回数では測れない「持続的な強さ」が浮かび上がってくる。今後のシーズンで勢力図が変わることはあるのか。トッププロたちによる争いは、これからも注目を集め続けそうだ。
(写真:Getty Images)








