昇格2戦目Vの快挙から1年 27歳レフティが自然体で連覇に挑む
2025年10月23日(木)午後1:09

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23日に開幕する米男子ツアー、バンク オブ ユタ チャンピオンシップ(米ユタ州/ブラックデザートリゾートゴルフコース)を前に昨年覇者のマット・マッカーティ(米)が公式会見に臨んだ。
マッカーティは下部ツアー年間3勝の資格で出場した昨年大会(当時はブラックデザートチャンピオンシップ)で通算23アンダーを記録し、PGAツアー昇格2試合目(通算3試合目)にして初優勝を達成。下部ツアーから昇格後、同一年にレギュラーツアーで勝利を挙げたのは、2005年のジェイソン・ゴア(米)以来史上2人目の快挙となった。
ルーキーシーズンの今季は出場25試合でトップ10入り2度にとどまっているが、2週前に日本で開催されたベイカレントクラシック Presented by レクサスでは最終日に「60」を叩き出すなど爆発力を見せており、ツアー公式サイト発表のパワーランキングで2位と連覇への期待値は高い。
「できれば(日本から)そのままここに直行して勢いを続けたかったです」としたマッカーティは、「直前の数日間は少し雑なプレーが続いていた分、あの大会(ベイカレントクラシック)を良い形で締めくくれたのは大きかった。その流れを持って入れるのは良いですね」と好感触も口にする。
「昨年と同じようなプレーを心がけつつも、全く違う1週間になることを理解して、流れに身を任せてゴルフをしたい」と27歳のレフティ。気負うことなく、自然体で連覇に挑む構えだ。
(写真:Getty Images)
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