PGAツアーのベイカレントクラシック Presented by レクサスは12日、神奈川県の横浜カントリークラブ（7,315ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、ザンダー・シャウフェレ（米）が通算19アンダーで今季初優勝、ツアー通算10勝目を挙げた。

　首位タイから出て8バーディ、1ボギーの「64」を記録。東京五輪金メダリストでメジャー通算2勝の実績を持つシャウフェレにとって、今大会は節目となるツアー通算200試合目だった。また、母親が日本育ちの台湾人である彼にとって、日本というゆかりある地での嬉しい勝利となった。

　通算18アンダー単独2位にマックス・グレイサーマン（米）、通算16アンダー単独3位にマイケル・トービヨンセン（米）が続いた。

　日本勢は金谷拓実が9バーディ、ノーボギーの「62」を叩き出し、通算14アンダー4位タイと健闘。これでポイントランクは暫定113位まで浮上。秋シリーズ最終戦を終えて同100位までが来季フルシード、125位までが準シードを獲得する。

「66」の比嘉一貴は通算9アンダー18位タイ、「67」の松山英樹、「70」の米澤蓮は通算8アンダー20位タイに入った。

　昨年覇者のニコ・エチャバリア（コロンビア）は通算13アンダー単独9位、2023年王者のコリン・モリカワ（米）は通算10アンダー14位タイ、アダム・スコット（豪）は通算7アンダー27位タイ、ウィンダム・クラーク（米）は通算2アンダー48位タイだった。

■日本勢の成績
4T（－14）金谷拓実
18T（－9）比嘉一貴
20T（－8）松山英樹
20T（－8）米澤蓮
33T（－6）金子駆大
40T（－4）中島啓太
52T（－1）堀川未来夢
54T（0）大西魁斗
60T（＋2）蝉川泰果
62T（＋3）小西たかのり
65T（＋4）生源寺龍憲
67T（＋5）小林大河（アマ）
67T（＋5）小平智
69T（＋6）石川遼
72T（＋7）久常涼
76（＋9）中西直人
77（＋10）河本力

（写真：Getty Images）