PGAツアーのベイカレントクラシック Presented by レクサスが9日、神奈川県の横浜カントリークラブ（7,315ヤード・パー71）で開幕。マスターズ王者であるアダム・スコット（豪）は日本でのプレーを心から楽しみにしている。

　昨年までZOZOチャンピオンシップとして千葉県の習志野カントリークラブで開催されていた今大会には過去2回出場しており、「日本に来るのは毎回楽しみです。3回目のプレーを楽しみにしていますし、コースも新しくなったのでワクワクしています」。会場の横浜カントリークラブは2018年の日本オープンで経験済で、「自分の好きなコースですが、コンディションは難しかったと思います」と印象を口にした。

　PGAツアーでは今季出場17試合でトップ25入り5回を記録しているが、トップ10入りはなく、ポイントランクは97位。実戦はDPワールドツアーのBMW PGAチャンピオンシップ以来約1か月ぶりとなり、コンディションについては「ゴルフは安定しているのでパット次第かなと思います」としている。

　また、PGAツアーで活躍する日本人プレーヤーについても言及。「松山（英樹）選手のことはよく知っています。金谷（拓実）選手はアマチュアの頃に日本でプレーしたことがあります。日本人選手がここ何年かでPGAツアーでコンスタントにプレーしているのを目にすることができて嬉しいです」と話し、「ツアーが海外の選手にとっての通り道をうまく作っているのは素晴らしいことだと思います」と評価した。

　7月に45歳となったスコットが今年はどのようなゴルフを見せてくれるのか。初日、2日目はディフェンディング・チャンピオンのニコ・エチャバリア（コロンビア）、ツアー2勝目を目指すミンウー・リー（豪）との注目グループでプレーする。

（写真：Getty Images）