金谷拓実が21日、国内ツアーのANAオープンゴルフトーナメント（北海道／札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース）で石川遼をプレーオフで下し、昨年10月以来のツアー通算8勝目を飾った。

　今季から米ツアーを主戦場とする金谷が、その経験を生かしスポット参戦で勝利したが、来季も米ツアーに残れるかは未定。現在ポイントランクは137位と、フルシード権を獲得するには100位以内に入る必要がある（101位から125位は準シード）。

「残り6試合あるので、より良いプレーができるように、きっかけに出来たら良いと思う」と金谷が言うように、日本開催のベイカレント・クラシック・プレゼンテッド・バイ・レクサス（10月9日～）など秋シリーズでのポイント加算が必須という状況だ。

　ちなみに、金谷はその翌週の日本オープンゴルフ選手権競技（10月16日～）に出場予定。そこで優勝すれば来年のマスターズトーナメントに出場することができる。

（写真：Getty Images）