神谷そらが国内女子ツアーの住友生命Vitalityレディス 東海クラシック（愛知県／新南愛知カントリークラブ美浜コース）で今季2勝目、ツアー通算4勝目を飾った。

―何がスコアに繋がったか

　セカンドショットの精度が上がり、ピンに絡む回数が一昨年、昨年よりも増えていると感じているので、それがこのスコア（通算13アンダー）に繋がったと思います。

―生涯獲得賞金は2億円、年間では1億円を突破

　物欲はないのですが、今季中に生涯獲得賞金2億円を超えたいと思っていました。今はポイントになっていますが、トッププロの証として年間1億円も超えたいと思っていました。

―優勝してガッツポーズをした

　2勝目を挙げたらガッツポーズが見たいと知り合いの方やSNSで言われていましたし、半地元（神谷選手は岐阜県出身）なのでやってみようと思ってやりました。

―前半9番のバーディが後半に繋がったか

　感触の良いパッティングでした。それが結果として入って、流れは来たのかなと思いました。

―昨年は未勝利も今季は2勝

　オフからコーチ、スイング、持ち球、練習のやり方を変えました。やりたいことの完成度は20～30％なので完成にはほど遠いです。自分の中でやるべきことはハッキリしているので、優勝争いの中でもそれに集中できているのが、この結果に繋がっていると思います。

―技術面の成長が精神面の成長に繋がっている

　シードを獲れましたし、パーオン率も上がってきています。1年目は正直、怖いもの知らずというか、そこまでの精神面には到達していなかったです。（2年目は）最初に出てくるのが不安な言葉で、コーチともまだまだと話していましたし、精神面の安定には技術面を上げていくことが必要だと話していました。

―ポイントランク2位につけている

　何も意識はしていないです。今年は結果が出ないと思いながら、調整や準備の1年にしようと思っていたので、最後まで（年間女王の）意識はしないと思います。

―今後の目標

　残りの試合で自分が目標とするスタッツに詰めていきたいと思っています。

―具体的にはどのスタッツか

（武器にしている）ドライバーかと思いきやパッティングです。年間を通しては、まだ教えて頂いている方と相談していますし、パーオン率によっても変わりますが、だいたい毎ラウンドで30パットは切りたいと思っています。

（写真：Getty Images）