マキロイ、“横一線スタート”の最終戦は「明らかにこれまでとは大きく違う」
2025年8月21日(木)午後0:29

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米男子ツアーは21日から、年間王者を決めるプレーオフシリーズ最終戦、ツアーチャンピオンシップ(米ジョージア州/イーストレイクゴルフクラブ)を開催する。
今大会から大きな変更点がある。従来の方式では第2戦終了時のポイントランクに応じてスターティング・ストロークといわれるハンディキャップ制を採用していたが、選手とファンの双方から「分かりにくい」「公平性に欠ける」などの声が上がっていたことから、今年はすべてのプレーヤーがイーブンパーからスタートする方式となった。
この改革は、2024年から本格的にスタートしたファン調査プロジェクト『Fan Forward』で寄せられた意見をもとにまとめられたもの。フェデックスカップのクライマックスが、よりシンプルでオープンな形に刷新された。
史上最多となる4度目の年間王者を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)は、「今年はちょっと違う雰囲気がある。出場する30人全員にフェデックスカップを勝ち取るチャンスがあるんだ。それは明らかにこれまでとは大きく違う点だと思う」と話す。
そして「全員にとって白紙のスタートであり、シーズンを通してあまり目立たなかった選手にも、年末の大きなタイトルをつかむチャンスが訪れる。素晴らしいシーズンを送ってきた選手たちにとっても、それをしっかり証明し、非常に前向きな形でシーズンを締めくくる絶好の機会だ」と、フォーマットの変更を歓迎する考えを明かした。
賛否両論ある中、“横一線スタート”の最終戦で最後に笑うのは誰になるのか。ちなみにマキロイは2016年、2019年、2022年と3年スパンで年間チャンピオンに輝いており、その法則にのっとると今年は…?
(写真:Getty Images)
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