ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
海外男子

マキロイが母国開催の全英オープンへ 6年前の「苦い記憶」を払拭できるか?

2025年7月15日(火)午後1:58

 今季最後のメジャー、全英オープンゴルフ選手権が17日に北アイルランドのロイヤルポートラッシュゴルフクラブ(7,381ヤード・パー71)でスタートする。同地での開催は2019年大会以来、通算3度目。地元のローリー・マキロイにとっては、6年前の「苦い記憶」を払拭する絶好の機会となる。

 マキロイはロイヤルポートラッシュゴルフクラブから約60マイル離れたベルファスト近郊で育ち、16歳だった2005年のノース・オブ・アイルランド・アマチュア選手権で「61」をマークしてコースレコードを樹立。アイルランド中にその名を知らしめた。

 そして2019年大会では“地元の星”として優勝候補に挙げられ、母国ファンの大きな期待を一身に背負って臨んだが、初日「79」とまさかの出遅れ。2日目に「65」と巻き返したものの、1打及ばず無念の予選落ちを喫した。

 そんなマキロイは今年36歳となり、すでにAT&Tペブルビーチプロアマ、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ、そしてマスターズトーナメントで優勝。悲願だったキャリアグランドスラムを達成したが、その後は優勝争いに加われず、予選落ちも喫するなど、どこか精彩を欠いたパフォーマンスが続いた。

「この数か月、自分がどれだけ苦しんでいたかは、誰の目にも明らかだったと思う。ずっと口にしてきた目標を達成した。もっと時間をかけて、あの勝利をしっかり噛みしめるべきだった。でも、プロゴルフの世界ではそれがなかなかできない。目まぐるしい日々から離れることが難しいんだ」

 それでも“ホーム”である英国に戻り、前週のジェネシス スコティッシュオープンで2位タイと復調。その夜にポートラッシュへ飛び、午前1時にホテルにチェックイン。6時間後には練習ラウンドをスタートさせた。

「バックナインに入る頃にはたくさんのギャラリーがいた。18番のあとに子どもたちがいて、サインして回るのは本当に嬉しいよ。週が進むにつれて、さらに盛り上がっていくと思う。まだまだ自分の中に出せるものがあると感じている。物語はまだ終わっていないんだ」

 全英オープンは、スコットランドのロイヤルトルーンゴルフクラブで行われた昨年大会も予選落ちしているが、2022年と2023年にはそれぞれ単独3位、6位タイに入っている。ロイヤルポートラッシュでの雪辱、そして母国でのメジャー制覇に向けて、“グランドスラマー”として帰ってきたマキロイがどのようなプレーを見せてくれるかに注目が集まる。

(写真:Getty Images)
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連番組

2025 全英オープンゴルフ選手権
7月17日(木)~7月20日(日)

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。