ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
国内女子

桃子時代の到来? 国内賞金女王争いを振り返る

2007年12月23日(日)午後0:10

 今季もまた試合数、視聴率、観客動員数のすべてで男子を上回った国内女子ツアー。一過性のブームではなく、女子プロ人気が定着した観のある昨今だが、主役はやはり史上最年少賞金女王に輝いた21歳の上田桃子だった。

 日米両ツアー共催のミズノクラシックに優勝し、最終戦を待たずに賞金女王の座を射止めた上田。まだデビューして2年目だが、その活躍は目覚ましく、4月のライフカードレディスで念願のツアー初優勝を飾ると、7月中旬のスタンレーレディスまでに3勝。その後、10試合連続でトップ10入りを果たしながら勝てず、悔し涙を流す場面も見られたが、強豪が集うミズノで約3か月半ぶりに勝利の美酒に酔い、1学年上の横峯さくら、シーズン序盤で3連勝を飾った全美貞(韓)を振り切り、初の栄冠に輝いた。

 今季の賞金レースの特徴は、何といってもメンバーが大幅に若返ったこと。ランク上位10人中30代は6位の不動裕理(31歳)と8位の大山志保(30歳)だけ。21歳の上田、諸見里しのぶ(ランク7位)をはじめ、22歳の横峯さくら(ランク2位)、佐伯三貴(ランク9位)、24歳の飯島茜(ランク10位)ら、20代前半の選手が上位を占めた。

 またデビューしたばかりの新人が初年度から結果を残したのも今季の特徴。佐伯はツアー最短勝利記録を更新してフジサンケイレディスクラシックで優勝、中国出身で昨年のQTフィイナル上位の成績で今季ツアー初参戦した張娜は、シーズン4勝を挙げてランク5位に食い込んだ。

 他にも上田&諸見里より、さらに年下の有村智恵(ランク13位)、原江里菜(同19位)らが優勝戦線を賑わすなど、ツアーは若返りの傾向に拍車がかかっている。誰が勝ってもおかしくないスリリングな展開が女子ツアーの最大の魅力。来季、新たなスターダムにのし上がるのは誰か? 一層目が離せない戦いが続きそうだ。
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。