国内女子
桃子時代の到来? 国内賞金女王争いを振り返る
2007年12月23日(日)午後0:10
今季もまた試合数、視聴率、観客動員数のすべてで男子を上回った国内女子ツアー。一過性のブームではなく、女子プロ人気が定着した観のある昨今だが、主役はやはり史上最年少賞金女王に輝いた21歳の上田桃子だった。
日米両ツアー共催のミズノクラシックに優勝し、最終戦を待たずに賞金女王の座を射止めた上田。まだデビューして2年目だが、その活躍は目覚ましく、4月のライフカードレディスで念願のツアー初優勝を飾ると、7月中旬のスタンレーレディスまでに3勝。その後、10試合連続でトップ10入りを果たしながら勝てず、悔し涙を流す場面も見られたが、強豪が集うミズノで約3か月半ぶりに勝利の美酒に酔い、1学年上の横峯さくら、シーズン序盤で3連勝を飾った全美貞(韓)を振り切り、初の栄冠に輝いた。
今季の賞金レースの特徴は、何といってもメンバーが大幅に若返ったこと。ランク上位10人中30代は6位の不動裕理(31歳)と8位の大山志保(30歳)だけ。21歳の上田、諸見里しのぶ(ランク7位)をはじめ、22歳の横峯さくら(ランク2位)、佐伯三貴(ランク9位)、24歳の飯島茜(ランク10位)ら、20代前半の選手が上位を占めた。
またデビューしたばかりの新人が初年度から結果を残したのも今季の特徴。佐伯はツアー最短勝利記録を更新してフジサンケイレディスクラシックで優勝、中国出身で昨年のQTフィイナル上位の成績で今季ツアー初参戦した張娜は、シーズン4勝を挙げてランク5位に食い込んだ。
他にも上田&諸見里より、さらに年下の有村智恵(ランク13位)、原江里菜(同19位)らが優勝戦線を賑わすなど、ツアーは若返りの傾向に拍車がかかっている。誰が勝ってもおかしくないスリリングな展開が女子ツアーの最大の魅力。来季、新たなスターダムにのし上がるのは誰か? 一層目が離せない戦いが続きそうだ。
日米両ツアー共催のミズノクラシックに優勝し、最終戦を待たずに賞金女王の座を射止めた上田。まだデビューして2年目だが、その活躍は目覚ましく、4月のライフカードレディスで念願のツアー初優勝を飾ると、7月中旬のスタンレーレディスまでに3勝。その後、10試合連続でトップ10入りを果たしながら勝てず、悔し涙を流す場面も見られたが、強豪が集うミズノで約3か月半ぶりに勝利の美酒に酔い、1学年上の横峯さくら、シーズン序盤で3連勝を飾った全美貞(韓)を振り切り、初の栄冠に輝いた。
今季の賞金レースの特徴は、何といってもメンバーが大幅に若返ったこと。ランク上位10人中30代は6位の不動裕理(31歳)と8位の大山志保(30歳)だけ。21歳の上田、諸見里しのぶ(ランク7位)をはじめ、22歳の横峯さくら(ランク2位)、佐伯三貴(ランク9位)、24歳の飯島茜(ランク10位)ら、20代前半の選手が上位を占めた。
またデビューしたばかりの新人が初年度から結果を残したのも今季の特徴。佐伯はツアー最短勝利記録を更新してフジサンケイレディスクラシックで優勝、中国出身で昨年のQTフィイナル上位の成績で今季ツアー初参戦した張娜は、シーズン4勝を挙げてランク5位に食い込んだ。
他にも上田&諸見里より、さらに年下の有村智恵(ランク13位)、原江里菜(同19位)らが優勝戦線を賑わすなど、ツアーは若返りの傾向に拍車がかかっている。誰が勝ってもおかしくないスリリングな展開が女子ツアーの最大の魅力。来季、新たなスターダムにのし上がるのは誰か? 一層目が離せない戦いが続きそうだ。