米男子ツアーのザ・CJカップ バイロン・ネルソンは1日、米テキサス州のTPCクレイグランチ（7,569ヤード・パー71）で第1ラウンドが行われ、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（米）が単独首位に立った。

　9番パー5では、残り約244ヤードの2打目を3番ウッドでコンパクトに振り、約1メートルに寄せてイーグルを奪取。この一打を「今日一番のショットだった」と振り返る。前半は5バーディ、1イーグルで「29」をマークし、後半も安定したプレーで3バーディの「32」。トータル10アンダーの「61」でホールアウトした。

「今日はとても気分が良い。前半は特に良くて、後半もきちんとまとめることができた。全体的に満足している」とシェフラー。この「61」は今季の自身最少スコアで、ツアーキャリアでは2番目に良いスコアとなった（自己ベストは「59」）。なお、TPCクレイグ・ランチのコースレコードは「60」である。

　また、シェフラーは前日に降った豪雨にもかかわらず、コースの状態が「驚くほど乾いていた」と語る。「もっと湿っているかと思ったが、全くそうではなかった」と、その整備状況に驚きを見せた。

　昨季は7勝を挙げたが今季は未勝利。それでもすでにトップ10入りは5回と、好調を維持している。「まだ3日間残っている。今日は良いスタートが切れたが、まずは家に帰って休んで明日に備える」と冷静に語った。

（写真：Getty Images）