国内女子ツアーのプロミスレディスゴルフトーナメントは26日、兵庫県のマダムJGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了した。今季すでに2勝を飾っている諸見里しのぶが、ノーボギーの8アンダー64と爆発。2位の川原由維に2打差をつけ、単独トップに立った。3打差の3位タイに李知姫（韓）とウェイ・ユンジェ（台）の2人。賞金ランク首位を走る横峯さくらは、2アンダー70で10位タイにつけている。

　ディフェンディング・チャンピオンの有村智恵、元女王・不動裕理とのペアリングでスタートした諸見里はこの日、1番から2連続バーディをマークする滑らかな滑り出しを見せる。安定したプレーでバーディを重ね前半を5アンダーで折り返すと、後半も3つスコアを伸ばす圧巻のゴルフでトーナメントをリードした。今季はここまで14試合に出場し、優勝2回、トップ10フィニッシュ7回と絶好調。第2ラウンド以降も好調をキープし、完全優勝を目指したい。

　一方、横峯は1番から5連続バーディと最高の立ち上がり。しかし6番でボギーを叩き歯車が狂うと、そのままスコアを崩し、5バーディ、3ボギー、2アンダー70でホールアウト。それでも首位と5打差の10位タイと2週連続Vにまずまずの位置を確保した。

　その他、3アンダー69の5位タイに佐伯三貴、全美貞（韓）らが続き、横峯と同じ10位タイに昨季賞金女王の古閑美保、三塚優子、金田久美子。06年から大会連覇を達成した藤田幸希も、不動、原江里菜らと並び1アンダー71の23位タイにつけたが、有村はイーブンパー72の37位タイと出遅れている。