国内女子ツアーのリゾートトラストレディスは5日、滋賀県のザ・カントリークラブを舞台に開幕。2週連続優勝を狙う横峯さくらが第1ラウンドで1アンダー71をマークし、単独トップ（3アンダー69）に立った三塚優子に2打差の3位タイ発進を切った。

　前週の廣済堂レディスを制した横峯が今季3勝目を早くも視界に入れた。ディフェンディング・チャンピオンの全美貞（韓）、佐伯三貴と同組で出たこの日、持ち前の安定したプレーで1つスコアを伸ばすと、後半は1バーディ、1ボギーにスコアをまとめ、1アンダー71でホールアウト。このスタートダッシュを生かし、横峯がツアー12勝目なるかは、明日以降のプレーにかかっている。

　一方、横峯と同じく今季好調なのが有村智恵だ。「オフに肉体改造して、ドライバーの飛距離が大幅に伸びた」21歳のヒロインは、シーズン序盤のスタジオアリス女子オープンで9位タイに食い込んだ以降、優勝1回、トップ10入り4回と好成績を残している。この日も4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、首位に1打差の2位と好位置を確保した。

　その他、さくらと同じ3位タイに諸見里しのぶ、若林舞衣子、福嶋晃子らが続き、イーブンパー9位タイに全。不動裕里は1オーバー73の15位タイにつけたが、手首痛で前週大会を欠場した古閑美保は、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76と乱れ、39位タイと出遅れた。