2日、来季の国内女子ツアーの出場権を争うファイナルクォリファイングトーナメント（QT）が静岡県の葛城GC宇刈Cを舞台に開幕した。4日間72ホールのストロークプレーで行われ、最終ラウンドまでの成績により順位を決定。来季のトーナメントの出場優先順位を決めるための重要な戦いとなっている。

　第1ラウンドでトップに立ったのは5アンダー67をマークした青山加織。1打差の2位で宅島美香が続いている。アマチュアとして9月のゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントで2位タイに入り、今回のQTを前にプロ転向を宣言した金田久美子はトップと3打差の3位タイ。同じ3位タイには08年の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技を制した森桜子らがつけている。

　その他、昨季4勝の張娜（中）は3オーバー75の41位タイで第1ラウンドを終えた。07年のアコーディア・ゴルフ レディスを制した木村敏美は4オーバー76で64位タイ。横峯さくらの姉、留衣は7オーバー79の91位タイと出遅れた。