国内女子ツアーのニチレイPGMレディス（茨城・美浦GC）は21日、第2ラウンドの競技を終了。前日首位の三塚優子が3アンダー69で回り、通算9アンダーで単独トップの座を守った。3打差の2位タイには、7アンダー65と爆発した李知姫（韓）と小俣奈三香。ディフェンディング・チャンピオンの大山志保は、通算5アンダーで4位タイへ浮上している。

　ラウンド前「フェアウェイをキープして、しっかりグリーンを狙っていく」と語っていた三塚はその言葉通り安定したプレーでバーディを重ね、13番までにスコアを4つ伸ばした。14、15番では連続ボギーを叩いたものの、直後の16番でバーディを獲り返して、5バーディ、2ボギーの3アンダー69でホールアウト。通算9アンダーで後続を3打離し、通算2勝目に王手をかけた。

　一方、大会連覇を目指す大山は、前半で2つ、後半でも2つバーディを獲り、ノーボギーの4アンダー68で第2ラウンドを終了。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、トップと4打差の4位タイへ順位を上げた。賞金女王を獲得した06年の輝きを取り戻しつつある大山が、最終ラウンドは猛チャージで前週2位タイに終わった雪辱を果たす。

　その他、この日15番パー3でホールインワンをマークしたイム・ウナ（韓）が、飯島茜、シン・ヒョンジュ（韓）、リ・エスド（韓）と並び、通算3アンダー8位タイ。通算1アンダー23位タイに諸見里しのぶ、全美貞（韓）ら9人がつけている。尚、横峯さくら、古閑美保、不動裕理の3人は出場していない。