国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン（愛知・中京GC石野C）は24日、第2ラウンドの競技を行った。前日9位タイの好位置につけていた古閑美保が、5アンダー67の好スコアをマーク。通算6アンダーで2位タイの佐伯三貴、上原彩子、服部道子に1打差をつけ、単独トップに躍り出た。

　今季すでに1勝を挙げている古閑が、混戦となった今大会を一歩リードした。1番スタートのこの日、中盤までスコアカード通りのプレーを強いられるが、8番パー4で初バーディを奪取。1アンダーで前半を折り返すと、後半は怒涛の猛攻を見せた。ハーフターン直後の10番パー4でバーディを獲って勢いに乗ると、そこから4連続でバーディを量産する。14番からは再びパープレーを続け、ノーボギーの5アンダー67でホールアウト。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、一気に単独トーナメントリーダーに浮上した。現在賞金ランク2位につける古閑が、安定したゴルフを武器に今季2勝目を狙う。

　一方、ディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらは、第2ラウンドでスコアが伸び悩んだ。前半は2アンダーと快調なプレーを展開していたものの、後半はノーバーディの1ボギーで終了。前日と同じ1アンダー71のラウンドで、塩谷育代と同じ通算2アンダー11位タイへ後退した。だが、首位とはまだ4打差。上位は混戦なだけに、最終ラウンドの猛チャージに期待したい。

　その他、06年賞金女王の大山志保が2アンダー70で回り、通算4アンダー。初日の7位タイから馬場ゆかり、茂木宏美、李知姫（韓）と並ぶ5位タイへジワリと順位を上げた。