ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
レッスン

西山ゆかり、ショートゲームはもっと自由に“遊び”感覚で

2024年11月14日(木)午前11:50

この記事のキーワード
 ショートゲームは経験が大事だといわれますが、アベレージゴルファーの皆さんはどうやって乗り切っていますか?

 私がショートゲームで大事にしているのは、形よりもイメージです。まずイメージを作り、そのイメージ通りに打つためにはどうするかを考えています。

 ショットを打つときのスイングは、形から入ってもいいと思いますが、ショートゲームに関しては、「何ヤードはこの振り幅」といったように、形を先に決めてしまうと、体が硬くなりやすいし、そればかり意識し過ぎると手元が動かない、いわゆるイップスにもなりやすくなります。

 振り幅よりも、まず「フワッと上げてポンポンポン」なのか「キュキュッと出してダラダラ」なのかを決めて、ボールの高さや速度をイメージする。それによってヘッドの動くスピードも自然と変わってくるし、スイングの大きさも変わってきます。

 もちろん、何もかも自由でいいというわけではなく、ひとつだけ守らなければいけないことがあります。それは、どんなに短い距離を打つ時でも、体をしっかりターンさせること。絶対に手だけで打たないことが大事です。これさえ守っていれば、コックを使っても(写真①)、使わなくても(同②)どちらでもいいと思います。

写真①②

 プロや上級者の中には、「コックを使わないにしましょう」という人もいますが(もちろんその逆も)、「~しなければいけない」というのが上達を妨げる最大の要因だと思います。

 もちろん、形を決めた方がやりやすいという人は決めてしまってもいいのですが、その辺りはもっと自由でいいのではないかというのが私の考え。それこそ“球遊び”をしているような感覚でやった方が、楽しくプレーできるし、ピンに近づく確率も高くなると思いますよ。

(取材協力:神奈川県・清川カントリークラブ)

西山ゆかり(にしやま・ゆかり)
1982年6月20日、神奈川県生まれ。18歳から競技をスタート。26歳だった2008年のプロテストに合格(3度目)。芹澤信雄の指導のもと2013年にステップ・アップ・ツアーで2勝を挙げると、2014年には初シードを獲得した。さらに2015年、師匠とコンビを組んで臨んだ「meijiカップ」で鈴木愛とのプレーオフを制し、33歳にしてツアー初優勝を挙げた。42歳になった今季も積極的にツアーに参戦。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/11/8 発売号より転載)
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連番組

ひとりゴルフ

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。