23日、国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンが、愛知県の中京GC石野Cを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらが、第1ラウンドを1アンダー71で回り、首位の馬場ゆかりと服部道子に3打差の9位タイにつけた。

　上位は馬場と服部に1打差の3位タイで上原彩子、シン・ヒョンジュ（韓）ら今季すでに優勝を飾っている面々が追い、06年賞金女王の大山志保は2アンダー70の7位タイ。また、さくらと同じ1アンダー71の9位タイには、現在賞金ランク2位の古閑美保、佐伯三貴、飯島茜、米山みどり他が続いている。

　大会連覇に向け横峯が好発進を切った。馬場、佐伯と同組で出たこの日、ノーバーディの1オーバーと苦しい展開で前半を終了する。しかしハーフターン後は、2つあるパー5で共にバーディを奪取。自慢の飛距離がアドバンテージとなり、スコアを2つ伸ばした。結局2バーディ、1ボギーの1アンダー71でホールアウトし、9位タイの好位置を確保。今季は、ここまで同ツアーに8試合出場してトップ10フィニッシュが7回と好調をキープしているが、初の賞金女王を狙うためにも、ここら辺で勝ち星を挙げたいところ。

　その他、期待の有村智恵、若林舞衣子の2人がイーブンパー72で回り、22位タイ。原江里菜と服部真夕は1オーバー73の30位タイと、若手選手が健闘を見せている。