国内女子ツアー第3戦となった新規トーナメントのヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは、高知県の土佐CCを舞台に21日開幕。第1ラウンド、4アンダー68の好スコアで回った福嶋晃子が単独トップに立った。2打差の2位タイに韓国ツアーの賞金女王・申智愛（韓／シン・チエ）他4人がつけ、1アンダー71の7位タイから横峯さくら、留衣姉妹ら7人が追う混戦模様。

　前週のアコーディア・ゴルフ レディスでは、24位タイと平凡な成績に終わった福嶋が好発進を切った。1番パー4でダブルボギーを叩きスタートにつまずくものの、その後は安定したプレーで5バーディを奪いハーフターンする。後半は3バーディ、2ボギーの1アンダーにスコアをまとめ、4アンダー68でホールアウト。後続に2打差をつけトーナメントをリードした。06年、07年とコンスタントに2勝ずつ挙げている実力者が、早くも今季初勝利をつかみ取る勢いだ。

　一方、前週プレーオフの末に通算43勝目を飾り、2週連続Vのかかる不動裕理は大乱調。ノーバーディの6オーバー78と全く見せ場を作れずに第1ラウンドを終え、86位タイと大きく出遅れた。

　その他、古閑美保が1オーバー73で飯島茜らと共に22位タイ、2オーバー74の36位タイには、昨季賞金ランク3位の全美貞（韓）、諸見里しのぶ他。大山志保は4オーバー76で63位タイ。