宮里藍がメジャーを捨てて、ホステスプロとしての役目を果たす。

　11日開幕の国内女子ツアー、サントリーレディスオープンゴルフトーナメント（兵庫・六甲国際GC）は、メジャー第2戦、マクドナルドLPGA選手権と同週開催。米ツアー4年目の宮里は所属先の主催大会にもかかわらず、スケジュールが近いこともあり欠場を許され、メジャーに専念してきた。だが、今季はメジャーよりも国内女子ツアーを優先。あえて帰国して、ホステス役として大暴れを目論んでいる。

　関係者の間では「メジャーを休むなんて、いったい何を考えているんだ」という批判も多い。これを吹き飛ばすためには何が何でも勝つしかない中、その武器がパワーアップしたお尻の筋肉。飛距離アップにつながっており、その成果を生かして久々に日本のファンを沸かせたい。国内専念組も、スポット帰国の宮里に優勝をさらわれまいと必死になるため、戦いは激しいものになりそうだ。