22日、神奈川県の大箱根CCを舞台に行われた国内女子ツアーのCAT Ladies第2ラウンド。ディフェンディング・チャンピオンの古閑美保が5バーディ、2ボギーの3アンダー70で回り、通算7アンダーで単独首位に立った。

　1打差の2位タイに、現在賞金ランキングトップの諸見里しのぶ、福嶋晃子、イム・ウナ（韓）の3人。同2位の横峯さくらは、2バーディ、ノーボギーの2アンダー71でホールアウトし、通算5アンダー5位タイと逆転可能なポジションを確保した。

　昨季賞金女王が今季初Vに王手をかけた。前日久々にトップ（タイ）発進を切った古閑はこの日、2番でボギーが先行するものの、4、6番でバーディを獲り返し1アンダーでハーフターン。後半も好調なショットを武器に3つバーディ（1ボギー）を奪い、3アンダー70をマークした。今季は手首痛に悩まされているものの、賞金ランクはなんとかトップ10（8位）をキープ。03年にコースレコードタイの7アンダー66をマークした相性の良い今大会を制し、2年連続のビッグタイトルに弾みをつけたい。

　その他、李知姫（韓）が馬場ゆかりと並び通算4アンダー7位タイ、通算2アンダー12位タイにギャル系ゴルファーの金田久美子。前日首位タイの飯島茜はスコアを3つ落とし、三塚優子、大山志保、若林舞衣子、服部真夕らと同じ通算1アンダー14位タイに後退した。