エビアン・マスターズで念願の米女子ツアー初優勝を飾った宮里藍が国内女子ツアーに登場。ファンの前に凱旋する。

　14日開幕の同ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント（長野・軽井沢72G北C）に出場する宮里は、7日に帰国。成田空港でファンや関係者に大歓迎されて、笑顔を見せていた。だが、現地入りすると戦闘モードに突入。昨季賞金女王の古閑美保、東北高校の後輩である有村智恵との組み合わせに意欲をかき立てられている。

　帰国時の会見では「（米ツアーで勝てなかった4年間は）私には必要な時間だった」と自ら得たものの大きさを語った宮里。優勝直後の全英リコー女子オープンでもV争いを演じているだけに、その技に注目だ。また、米ツアー2年目で苦戦が続く中、前週の国内ツアーアクサレディスで勝利し、自信を取り戻した上田桃子も参戦。攻撃的なゴルフで2週連続優勝に挑む。

　その他、ディフェンディング・チャンピオンの原江里菜はもちろん、初の賞金女王を狙う横峯さくらが出場。大会4勝の経験を持つホステスプロ福嶋晃子らも加え、軽井沢で熱い戦いを繰り広げる。