野村、終盤ダボも17位T 藍は80位T さくらはまさかの大叩き
2015年9月11日(金)午前3:48
米女子ツアーの今季メジャー最終戦、ジ・エビアン チャンピオンシップが現地時間10日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。野村敏京が1アンダー70でラウンドし、日本勢トップの17位タイにつけた。
出だし1番から幸先良くバーディ発進を切った野村は、その後も5番、9番と順調にバーディを重ね、前半をノーボギーの3アンダーで折り返す。迎えた後半は、13番で短めのバーディパットを外すなどパーを並べる我慢の展開が続くと、17番パー4で痛恨のダブルボギー。それでも3バーディ、1ダブルボギーのラウンドで日本勢唯一のアンダーパーを記録している。
アウトスタートの1番からダブルボギーを叩いた宮里美香は、2番バーディで1つ戻すも直後3番のボギーからさらに2つスコアを落として4オーバーの折り返し。しかし、後半は立ち上がり11番からバーディを先行させると、1ボギーを挟んでの14番パー3で長めのバーディパットを沈め、さらに15番パー5では3打目をピンそばに寄せて連続バーディを奪う。17番では3オン2パットでボギーを叩いたものの、バックナインを1アンダーで回り、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74で上原彩子とともに70位タイに入った。
今大会2勝の宮里藍は2バーディ、6ボギーの4オーバー75で80位タイ。ここ5試合連続予選落ちという悪い流れを断ち切るためにも2日目は何としてもチャージをかけたい。また、横峯さくらは1オーバーで迎えた12番パー4で大トラブル。グリーン横のバンカーにつかまってから4打目でもグリーンに乗せられず、さらに5打目がピンを大きくオーバーして計8打の大叩きを喫してしまう。悪い流れを払拭し切れないまま5オーバーで迎えた後半でも4つスコアを落とし、2バーディ、7ボギー、1クアドラプルボギーの9オーバー80で117位タイに沈んでいる。
5アンダー66のトップに並んだのはレクシー・トンプソン(米)とイ・ミヒャン(韓)の2人。1打差の3位タイに池恩熹(韓)ら3人が続き、3アンダー68の6位タイにはキム・セイヨン(韓)、フォン・シャンシャン(中)らが6人が並んでいる。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のリディア・コ(ニュージーランド)は2アンダー69で12位タイ。世界No.1のインビー・パーク(韓)は1オーバー72の40位タイとなった。また、同No.3のステイシー・ルイス(米)は2オーバー73で56位タイとやや出遅れている。