19歳の櫻井心那が国内女子ツアーの資生堂 レディスオープン（神奈川県／戸塚カントリー倶楽部）でツアー初優勝。昨年のステップ・アップ・ツアー賞金女王がプレーオフで桑木志帆を下した。

ー優勝した今の気持ちは

　実感は全くないですがプレーオフが終わってホッとしてます。

ーウィニングパットについて

　読んだラインとどのくらいのタッチで打つかだけを決めて、いつものルーティンで打てました。

ーどんな気持ちでスタートしたか

　1打差だったので優勝はできる位置というのは分かっていましたが、そんなに優勝を意識しない、最初からガツガツ行かないでプラン通りに落ち着いてプレーしようと思っていました。

ー勝因は

　ドライバーがすごく良くて飛距離も出ていたので、セカンドを短い距離で良い位置から短い番手で打てたことが勝因です。

ーラスト2ホールについて

　トップと2打差あったのでバーティ、バーティしか勝てないというのは分かっていました。キャディさんとも最後2つバーディで上がればいいじゃんと話していて、良いスイング、良いイメージを出してバーティを獲りにいけました。

ー昨年は下部ツアーで5勝を挙げたが、レギュラーツアーの優勝はまた違う

　違いはありますが気持ちはけっこう一緒です。ステップで初優勝した時も「あ、優勝しちゃった」という感じで今回も「あ、勝っちゃった」という感じですが、ギャラリーの皆さんの声援や取材の多さ、表彰式がすごかったりと感動しています。インタビューの時はちょっと緊張しました。

ー今季の目標は

　今シーズンの目標は地元の長崎県で開催される（日本女子プロゴルフ）選手権で優勝できるように調子を合わせていきたいです。9月とかに大きい試合が続くので、そこに調子を合わせたいのと、特にTOTO（ジャパンクラシック）で頑張りたいと思います。

ープロとしての大きな目標は

　アメリカに行きたくて、アメリカで活躍できる選手になりたいという目標があります。全米女子オープンは本当に出たくてチャレンジしてみたいという気持ちがあったので、出れなくてちょっと残念ですが、そういう大会で優勝できる選手になりたいです。

（写真：Getty Images）