イ・ミヒャンがメジャー初V王手 L.コは2打差から最年少優勝狙う
2015年9月13日(日)午前3:53
米女子ツアーは現地時間12日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に今季メジャー最終戦、ジ・エビアン チャンピオンシップの第3ラウンドの競技を終了。初日からトップを走るイ・ミヒャン(韓)がメジャー初優勝に王手をかける中、同じくメジャーでの初戴冠を目指すリディア・コ(ニュージーランド)がトップと2打差の3位タイに順位を上げた。
5打差5位タイからのスタートとなったコは、前半立ち上がり2番でバーディを先行させると、そのままスコアを落とすことなく8番、9番と連続バーディ。3アンダーで迎えた後半も12番から立て続けに2つスコアを伸ばすと、最終18番ではこの日唯一のボギーを叩いたものの、5バーディ、1ボギーの4アンダー67という好スコアで上位追走に成功している。来年4月に19歳となるコにとっては、今大会がモーガン・プレッセル(米)の持つメジャー最年少優勝記録(18歳と313日)を更新する最後のチャンスだけに、偉業達成へ最終18ホールでのチャージに期待がかかる。
この日を単独首位で迎えたイ・ミヒャンは、4バーディ、3ボギーの1アンダー70で後続との1打差をキープ。最終日最終組でのプレーは自身初となるが、このまま逃げ切りでビッグタイトル獲得となるだろうか。以下、トップと1打差の単独2位にレクシー・トンプソン(米)。3位タイにコとプレッセルの2人が並び、通算7アンダーの5位タイにはフォン・シャンシャン(中)ら3人が続いている。
また、メジャー昇格前の2012年大会を制している世界女王インビー・パーク(韓)は、この日1つ伸ばして通算2アンダー16位タイに浮上。メジャーとしての今大会を勝利して“正真正銘"のキャリアグランドスラム達成といきたいところだが、最終日はトップと8打差からのスタートと苦しい状況となった。そのほか、ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位のステイシー・ルイス(米)は通算イーブンパー29位タイとなっている。