海外女子
08年、上田に期待すること
2008年1月4日(金)午後3:10
今季、米女子ツアーに本格参戦する上田桃子。“待ってろ世界!”と勇ましいタイトルのブログをつづってきた上田が、プロデビューしてわずか2年でつかんだビッグチャンス。果たして今年、どんな飛躍を見せてくれるのだろうか?
「16試合くらいには出たい」とアメリカでのプレーに思いを馳せる上田にとって、今季の初試合はハワイで行われるSBSオープン(現地時間2月14日開幕)になる。昨年も開幕第2戦のフィールズオープンに出場しており、ハワイは“勝手知った”場所ではある。だが、米ツアー本格デビュー第1戦となると、緊張感は昨年とは比べものにならないはず。
本格デビューまでに世界の舞台で場数を踏んできた宮里藍でさえ、一昨年の開幕戦は「緊張していて、周りが見えなかった」と打ち明けたほど。ライバルから“日本の賞金女王はどんなプレーをするのか?”と注目もされるだろうし、本人も“何から始めればいいのかわからない”といった手探りの状態で挑むことになりそうだ。しかしそんな中でも上田にとって強みなのが、生来の“勝ち気”な性格。攻めのゴルフでスタートダッシュできれば、今季の展望も明るいものになる。
心配なのは体力面。もともとそれほど体が強い方ではなく、昨季後半も体調不良で勝てなかった時期がある。しかもオフは「シーズン中以上に忙しい」と言うほど、ゴルフ以外の仕事に忙殺された経緯がある。今後1か月でしっかり体調管理ができなければ、スタートダッシュは難しくなる。まして日本とは違い4日間競技が多いアメリカでは、体力がなければ思うような技術を発揮できない。
周囲が期待するのは参戦1年目でのツアー優勝。上田にそのポテンシャルは十分あるが、言うまでもなくゴルフでは“心技体”が噛み合わないと結果は出せない。開幕までに心と体の準備を整えることが先決だろう。
「16試合くらいには出たい」とアメリカでのプレーに思いを馳せる上田にとって、今季の初試合はハワイで行われるSBSオープン(現地時間2月14日開幕)になる。昨年も開幕第2戦のフィールズオープンに出場しており、ハワイは“勝手知った”場所ではある。だが、米ツアー本格デビュー第1戦となると、緊張感は昨年とは比べものにならないはず。
本格デビューまでに世界の舞台で場数を踏んできた宮里藍でさえ、一昨年の開幕戦は「緊張していて、周りが見えなかった」と打ち明けたほど。ライバルから“日本の賞金女王はどんなプレーをするのか?”と注目もされるだろうし、本人も“何から始めればいいのかわからない”といった手探りの状態で挑むことになりそうだ。しかしそんな中でも上田にとって強みなのが、生来の“勝ち気”な性格。攻めのゴルフでスタートダッシュできれば、今季の展望も明るいものになる。
心配なのは体力面。もともとそれほど体が強い方ではなく、昨季後半も体調不良で勝てなかった時期がある。しかもオフは「シーズン中以上に忙しい」と言うほど、ゴルフ以外の仕事に忙殺された経緯がある。今後1か月でしっかり体調管理ができなければ、スタートダッシュは難しくなる。まして日本とは違い4日間競技が多いアメリカでは、体力がなければ思うような技術を発揮できない。
周囲が期待するのは参戦1年目でのツアー優勝。上田にそのポテンシャルは十分あるが、言うまでもなくゴルフでは“心技体”が噛み合わないと結果は出せない。開幕までに心と体の準備を整えることが先決だろう。