海外女子
C.カーがメジャー初勝利!/07年全米女子オープン
2008年1月1日(火)午後0:10
米女子ツアーの2007年のメジャー第3戦、全米女子オープンは、し烈なサバイバルゲームが繰り広げられた。パイン・ニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州サザンパインズ)は、ただでさえ難しいセッティングのコース。さらに、大会前から続く雨で距離の長さを感じさせる舞台となっていた。
第1ラウンドから雷雨に襲われ、中断の末、半分の選手しかホールアウトできず、長い戦いとなる予感が漂った。翌日に第2ラウンドを終えることができた選手もたったの25人。誰もが忍耐強い戦いを強いられていた。
そんな中、クリスティー・カー(米)は第3ラウンドをホールアウトした時には通算4アンダー単独首位に立っていた。1打差で世界ランクNo.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)、クラフト・ナビスコ選手権優勝のモーガン・プレセル(米)に追われる展開で最終ラウンドに突入した。
カーは前半オチョアと一進一退の激しい首位争いを展開した。8番からは両者通算4アンダーのまま、パーが続く息詰まる戦い。だが、14番で試合は大きく動く。カーがバーディパットを入れて通算5アンダーにスコアを伸ばした。残されたホールが少ないだけに、オチョアに焦りが出始める。
1打を追う形となったオチョアは、17番で痛恨のボギーを叩き、2打差。重圧のかかる最終ホールもカーがキッチリとパーでまとめて、通算5アンダーで見事にメジャー初優勝を飾った。
ウイニングパットを沈めた瞬間、両膝をグリーンにつき、顔を両手で覆ったカー。あふれる涙が、感動の大きさを見るものに伝えた。ようやく立ち上がると今度は結婚したばかりの夫に抱きついてハグ。喜びを爆発させた。
オチョアと並ぶ通算3アンダー2位タイにアンジェラ・パーク(ブラジル)、通算2アンダー4位タイに朴セリ(韓)。パッティングが冴えた宮里藍が、最終ラウンドで2アンダー69で回り、通算3オーバー10位タイに入った。
第1ラウンドから雷雨に襲われ、中断の末、半分の選手しかホールアウトできず、長い戦いとなる予感が漂った。翌日に第2ラウンドを終えることができた選手もたったの25人。誰もが忍耐強い戦いを強いられていた。
そんな中、クリスティー・カー(米)は第3ラウンドをホールアウトした時には通算4アンダー単独首位に立っていた。1打差で世界ランクNo.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)、クラフト・ナビスコ選手権優勝のモーガン・プレセル(米)に追われる展開で最終ラウンドに突入した。
カーは前半オチョアと一進一退の激しい首位争いを展開した。8番からは両者通算4アンダーのまま、パーが続く息詰まる戦い。だが、14番で試合は大きく動く。カーがバーディパットを入れて通算5アンダーにスコアを伸ばした。残されたホールが少ないだけに、オチョアに焦りが出始める。
1打を追う形となったオチョアは、17番で痛恨のボギーを叩き、2打差。重圧のかかる最終ホールもカーがキッチリとパーでまとめて、通算5アンダーで見事にメジャー初優勝を飾った。
ウイニングパットを沈めた瞬間、両膝をグリーンにつき、顔を両手で覆ったカー。あふれる涙が、感動の大きさを見るものに伝えた。ようやく立ち上がると今度は結婚したばかりの夫に抱きついてハグ。喜びを爆発させた。
オチョアと並ぶ通算3アンダー2位タイにアンジェラ・パーク(ブラジル)、通算2アンダー4位タイに朴セリ(韓)。パッティングが冴えた宮里藍が、最終ラウンドで2アンダー69で回り、通算3オーバー10位タイに入った。