海外女子
?2008 全米女子オープン? 韓国勢強し! またも10代のチャンピオン誕生
2008年12月27日(土)午後0:10
マクドナルドLPGA選手権のヤニ・ツェン(台)に続き、またも10代のメジャーチャンピオンが誕生した。
全米女子オープン史上最年少の19歳11か月で優勝を飾ったのは、これまでツアーで勝利がなかったインビー・パーク(韓)。10年前に朴セリ(韓)がこの大会に当時の最年少記録(20歳9か月)で優勝したシーンをテレビで観て「私もゴルフをしたい!」と2日後にクラブを握った19歳の少女が最高峰のメジャーを制したのだ。
アメリカ人悲願のナショナルオープン制覇の夢に挑んだ23歳のステイシー・ルイス(米)と22歳のポーラ・クリーマー(米)の最終組対決に注目が集まった大会最終日(現地時間6月29日、ミネソタ州、インターラチェンCC)。強風が吹き荒れる中、この2人がプレッシャーに押しつぶされたかのように次々と自滅。コースの罠にハマり順位を落とす。その間、安定したプレーで首位に躍り出たのがパークだった。
スタートホールでいきなりチップインバーディを奪うと、続く2番も連続バーディ。前半を終えて単独トップに立つと、あとは余裕のプレーで2アンダー71の好スコアをマークし通算9アンダー。2位のヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)に4ストロークの大差をつける圧勝だった。
試合後「こんなに素晴らしい先輩たちが歴代チャンピオンに輝いている大会で、自分の名前をトロフィーに刻むことが出来てうれしいです。夢みたい!」と満面の笑みを浮かべたパーク。「朴セリのようなプロ」を目指し、13歳でアメリカに渡り経験を積んで来た彼女は、10代最後の年に、偉大な先輩の記録を抜く偉業を成し遂げた。
それにしても最終組で回りながら、ともに5オーバー78と崩れ、3位タイに終わったルイスと、6位タイに甘んじたクリーマーの心境は察して余りある。アメリカ勢悲願のタイトル奪取は来年以降に持ち越された。
また今大会が現役最後の全米女子オープンとなったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、優勝争いには絡めなかったが(24位タイ)、最終日の最終ホールで第3打を直接カップに入れるイーグルを奪う見せ場を作り、思い出の大会を締めくくった。
全米女子オープン史上最年少の19歳11か月で優勝を飾ったのは、これまでツアーで勝利がなかったインビー・パーク(韓)。10年前に朴セリ(韓)がこの大会に当時の最年少記録(20歳9か月)で優勝したシーンをテレビで観て「私もゴルフをしたい!」と2日後にクラブを握った19歳の少女が最高峰のメジャーを制したのだ。
アメリカ人悲願のナショナルオープン制覇の夢に挑んだ23歳のステイシー・ルイス(米)と22歳のポーラ・クリーマー(米)の最終組対決に注目が集まった大会最終日(現地時間6月29日、ミネソタ州、インターラチェンCC)。強風が吹き荒れる中、この2人がプレッシャーに押しつぶされたかのように次々と自滅。コースの罠にハマり順位を落とす。その間、安定したプレーで首位に躍り出たのがパークだった。
スタートホールでいきなりチップインバーディを奪うと、続く2番も連続バーディ。前半を終えて単独トップに立つと、あとは余裕のプレーで2アンダー71の好スコアをマークし通算9アンダー。2位のヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)に4ストロークの大差をつける圧勝だった。
試合後「こんなに素晴らしい先輩たちが歴代チャンピオンに輝いている大会で、自分の名前をトロフィーに刻むことが出来てうれしいです。夢みたい!」と満面の笑みを浮かべたパーク。「朴セリのようなプロ」を目指し、13歳でアメリカに渡り経験を積んで来た彼女は、10代最後の年に、偉大な先輩の記録を抜く偉業を成し遂げた。
それにしても最終組で回りながら、ともに5オーバー78と崩れ、3位タイに終わったルイスと、6位タイに甘んじたクリーマーの心境は察して余りある。アメリカ勢悲願のタイトル奪取は来年以降に持ち越された。
また今大会が現役最後の全米女子オープンとなったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、優勝争いには絡めなかったが(24位タイ)、最終日の最終ホールで第3打を直接カップに入れるイーグルを奪う見せ場を作り、思い出の大会を締めくくった。