スコッティ・シェフラー（米）が、PGAツアーのアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカード（米フロリダ州／ベイヒルクラブ＆ロッジ）で今季2勝目を挙げた。

　2アンダー21位タイからスタートしたシェフラーは、2日目にスコアを1つ落とすが、3日目に4つ伸ばす事に成功。通算5アンダー単独4位で最終日を迎えた。トップとの差は2ストローク。非常にタフなコンディションのなか、シェフラーは3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算5アンダーとして後続を待った。

　最終組のビリー・ホーシェル（米）とテイラー・グーチ（米）が揃ってスコアを落としたためプレーオフに進まずシェフラーが勝利。「プレーオフにならなくても本当に良かった。このコースは難しいから疲れた」と、もしプレーオフとなっていたら、どうなっていたかは分からない。

　先月のWMフェニックスオープンに続く今季2勝目（ツアー通算2勝目）。「スコッティ・シェフラー」はまだ馴染みのない名前かもしれないが、世界ランク現在5位。今週のザ・プレーヤーズチャンピオンシップやメジャー大会でもリーダーボードの上で見る機会は増えることだろう。引き続き注目していきたい選手の一人だ。


　また、シェフラーは咋シーズンの初めに使用ボールをNEW プロV1にスイッチし、以降すべてのゲームをこのボールで戦っている。
今大会においても、強風が吹き荒れ、多くの選手がスコアを落とした最終ラウンドをパープレーでしのげた背景には、プロV1の持つフルショットでの低スピン性能とショートゲームでの卓越したスピンコントロール性能があった。

「NEWプロ V1は、カバーの改良のおかげか少し初速が出て、フィーリングも少しソフトになったような気がしました。最初、グリーン周りでチェックし、とてもいい感触だったのでドライバーでテストをしたところ、ボール初速が数マイル／毎時アップ。これはとてもいい変化でした。空力性能も上がっていて風の中ではより一層安定感を感じました。向かい風での安定性はもちろん、追い風でも意図的にボールを曲げることでグリーンにしっかり止めるショットが打てるのです」

　強風下での逆転優勝の背景に、NEWプロV1のトータルスピン性能があることが、このコメントでも証明することができる。


　今週のPGAツアーはアーノルド・パーマーインビテーショナルとプエルトリコオープンの2試合が行われましたが、タイトリスト ゴルフボールはいずれの競技においても使用率No.1を獲得。アーノルド・パーマーインビテーショナルでは出場120名のうち83名が使用し、2位メーカーに5倍以上の差をつけてNo.1となった。


　世界ランキング上位者とツアー優勝者の65名のみが出場できるエリートトーナメント。優勝したのは、驚異的なフェアウェイキープをみせる、タイトリスト ボールプレーヤーだった。

　LPGAツアーのHSBC女子チャンピオンズは、目まぐるしく首位が入れ替わる混戦の中で最終盤を迎え、後半4連続を含む7バーディ、1ボギーの「66」をマークしたタイトリスト ボールプレーヤーのコ・ジヨン（プロV1使用）が通算17アンダーとして混戦から抜け出し、最後は2位に2打差をつけて逆転優勝を果たした。

　コは、最終日を「66」で終えたことで、15ラウンド連続して60台ラウンドを継続。アンダー・パーラウンドの連続記録も30回に伸ばした。

　この好調なゴルフを支えているのは、卓越したフェアウェイキープ率（89％、50回／56回）と、正確なパーオン率（83％、60回／72回）であり、これが驚異的なバーディー奪取率につながっている。

　また、タイトリスト TSiドライバーが2022 LPGAツアー4戦のうち3試合で優勝に貢献。高いディスタンス性能と正確なロングゲームがベストゲームに直結することを証明している。