レッスン
緩やかなダウンブローで高弾道を目指そう!フェアウェイウッドの基本
2021年8月18日(水)午後0:32
やさしく飛ばせるクラブといわれているFWが何故か上手く打てない。アマチュアゴルファーの中にはそういう人が多いようです。どこに原因があるのか。
多くの人が犯しているミスの一つにテークバックでの右へのスエーがあります。飛距離が欲しいドライバーの場合、目指すスイング軌道はアッパーブロー。右肩が下がって軸が右に傾いた構えから、テークバックでしっかり右に体重を乗せるので、多少のスエーはOKです。
しかし、FWの場合は、アイアン同様、ダウンブローが基本。アイアンほど急激ではありませんが、緩やかなダウンブローで打たなければいけません。ところがほとんどのゴルファーが、ドライバーの流れで揃えることが多いFWも、「遠くへ飛ばすためのクラブ」という気持ちが強いのか、テークバックのときに軸を右に動かしがち。そして少しでも右に動いた時点でアッパーブローになってしまいます。
さらに悪いことに、そのままアッパーブローで打ってしまうとダフる可能性が高いので、右に動かした分だけ左に軸を戻そうとする。そういう余計な動きをしてしまうため軌道も安定せず、いろいろなミスが出るようになります。
それを防ぐためには、たとえ体がギッタンバッコン状態になっても頭の位置を動かさないことが大事になってきます。問題は、どうすれば右へのスエーを防ぐことができるか。ポイントは、スタンス幅にあります。
先ほどもいいましたが、FWの場合、飛ばそうという気持ちが強いせいか、本来ダウンブローで打つためのスタンス幅より広めになりがち。これが右へのスエーの原因になってしまうのです。だから、スタンス幅をボール半個から1個分狭くする。そうすることで右肩も少し上がるので、軸が右に傾くのを防ぐことができるのです。
多くのゴルファーは、スタンス幅が狭いと下半身が安定しないので、その分、スタンス幅を広くするのですが、このことが、重心がバラつく原因にもなっていたのです。
スタンス幅を狭くして、軸をキープしてスイングすれば力が入っていないシンプルなスイングになり、本人的には頼りなさを感じるかもしれませんが、そのほうが緩やかなダウンブローでやさしく高弾道ボールを打つことができ、飛距離も確実に伸びます。ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、竹村真琴プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#177より
多くの人が犯しているミスの一つにテークバックでの右へのスエーがあります。飛距離が欲しいドライバーの場合、目指すスイング軌道はアッパーブロー。右肩が下がって軸が右に傾いた構えから、テークバックでしっかり右に体重を乗せるので、多少のスエーはOKです。
しかし、FWの場合は、アイアン同様、ダウンブローが基本。アイアンほど急激ではありませんが、緩やかなダウンブローで打たなければいけません。ところがほとんどのゴルファーが、ドライバーの流れで揃えることが多いFWも、「遠くへ飛ばすためのクラブ」という気持ちが強いのか、テークバックのときに軸を右に動かしがち。そして少しでも右に動いた時点でアッパーブローになってしまいます。
さらに悪いことに、そのままアッパーブローで打ってしまうとダフる可能性が高いので、右に動かした分だけ左に軸を戻そうとする。そういう余計な動きをしてしまうため軌道も安定せず、いろいろなミスが出るようになります。
それを防ぐためには、たとえ体がギッタンバッコン状態になっても頭の位置を動かさないことが大事になってきます。問題は、どうすれば右へのスエーを防ぐことができるか。ポイントは、スタンス幅にあります。
先ほどもいいましたが、FWの場合、飛ばそうという気持ちが強いせいか、本来ダウンブローで打つためのスタンス幅より広めになりがち。これが右へのスエーの原因になってしまうのです。だから、スタンス幅をボール半個から1個分狭くする。そうすることで右肩も少し上がるので、軸が右に傾くのを防ぐことができるのです。
多くのゴルファーは、スタンス幅が狭いと下半身が安定しないので、その分、スタンス幅を広くするのですが、このことが、重心がバラつく原因にもなっていたのです。
スタンス幅を狭くして、軸をキープしてスイングすれば力が入っていないシンプルなスイングになり、本人的には頼りなさを感じるかもしれませんが、そのほうが緩やかなダウンブローでやさしく高弾道ボールを打つことができ、飛距離も確実に伸びます。ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、竹村真琴プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#177より
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