海外女子
桃子11位タイ、藍は18位! 優勝はオー
2009年5月18日(月)午後1:05
日本勢が明暗を分けた。
寒さに見舞われた上、じめじめとしたコンディションが選手達に襲いかかった米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間17日、最終ラウンドの競技を行った。通算3アンダー20位タイで出た上田桃子が、アグレッシブなゴルフで3バーディ、2ボギー。通算4アンダーで11位タイに順位を上げてコースを後にした。
今季は前週まで5試合に出場し、18位タイがベストフィニッシュと今ひとつの結果でフラストレーションがたまっていた。今大会も惜しいところでトップ10入りを逃したが、それでも手応えは十分。久々に明るい表情で大会を終えた。
対照的に、前日8位タイの宮里藍は3番でボギーが先行すると、6番、9番、11番もボギーを重ねてズルズルとスコアを落とした。結局最終日は1つもバーディが獲れないまま4オーバー76で通算2アンダー。18位に転落する残念な結果となった。
また、もうひとり予選を通過したルーキーの宮里美香も、7オーバー79の大叩きで通算7オーバー61位タイ。最終ラウンドまでキッチリとスコアを伸ばす選手が揃う層の厚いツアーの厳しさを思い知る結果となった。尚、大山志保は予選で姿を消している。
優勝争いはオー・ジヨン(韓)がスーザン・ピーターセン(ノルウェー)と同じ通算12アンダー首位タイでスタート。出だしで連続ボギーとつまずいたピーターセンに対し、7番までに3つのバーディを奪取し、先手を奪った。10番でこの日2つ目のボギーを叩いた時には通算13アンダーで再び並ばれたものの、ピーターセンが12番をボギー。上がり2ホールも連続ボギーとし、通算10アンダー単独2位でホールアウトした。一方、オーは最終ホールでバーディを獲り、2アンダー70でフィニッシュ。通算14アンダーで、08年LPGAステート・ファーム・クラシック以来のツアー2勝目を飾った。
「ステイト・ファームでは優勝するなんて思ってもいませんでした。でも、今大会では初日から素晴らしいプレーヤーと一緒に回ってホールインワンまで達成したから、トロフィが自分を待っていると信じていましたね」と胸を張った。
その他、ツアー初優勝に向けて3打差逆転を狙った19歳のミッシェル・ウィー(米)は、積極的なプレーが裏目に出た。2回池に入れるなどスコアを1つ落として通算8アンダー。ポーラ・クリーマー(米)と共に3位タイだった。また、大会4連覇に挑んだロレーナ・オチョア(メキシコ)は、通算1アンダー19位タイで4日間の競技を終了した。
寒さに見舞われた上、じめじめとしたコンディションが選手達に襲いかかった米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間17日、最終ラウンドの競技を行った。通算3アンダー20位タイで出た上田桃子が、アグレッシブなゴルフで3バーディ、2ボギー。通算4アンダーで11位タイに順位を上げてコースを後にした。
今季は前週まで5試合に出場し、18位タイがベストフィニッシュと今ひとつの結果でフラストレーションがたまっていた。今大会も惜しいところでトップ10入りを逃したが、それでも手応えは十分。久々に明るい表情で大会を終えた。
対照的に、前日8位タイの宮里藍は3番でボギーが先行すると、6番、9番、11番もボギーを重ねてズルズルとスコアを落とした。結局最終日は1つもバーディが獲れないまま4オーバー76で通算2アンダー。18位に転落する残念な結果となった。
また、もうひとり予選を通過したルーキーの宮里美香も、7オーバー79の大叩きで通算7オーバー61位タイ。最終ラウンドまでキッチリとスコアを伸ばす選手が揃う層の厚いツアーの厳しさを思い知る結果となった。尚、大山志保は予選で姿を消している。
優勝争いはオー・ジヨン(韓)がスーザン・ピーターセン(ノルウェー)と同じ通算12アンダー首位タイでスタート。出だしで連続ボギーとつまずいたピーターセンに対し、7番までに3つのバーディを奪取し、先手を奪った。10番でこの日2つ目のボギーを叩いた時には通算13アンダーで再び並ばれたものの、ピーターセンが12番をボギー。上がり2ホールも連続ボギーとし、通算10アンダー単独2位でホールアウトした。一方、オーは最終ホールでバーディを獲り、2アンダー70でフィニッシュ。通算14アンダーで、08年LPGAステート・ファーム・クラシック以来のツアー2勝目を飾った。
「ステイト・ファームでは優勝するなんて思ってもいませんでした。でも、今大会では初日から素晴らしいプレーヤーと一緒に回ってホールインワンまで達成したから、トロフィが自分を待っていると信じていましたね」と胸を張った。
その他、ツアー初優勝に向けて3打差逆転を狙った19歳のミッシェル・ウィー(米)は、積極的なプレーが裏目に出た。2回池に入れるなどスコアを1つ落として通算8アンダー。ポーラ・クリーマー(米)と共に3位タイだった。また、大会4連覇に挑んだロレーナ・オチョア(メキシコ)は、通算1アンダー19位タイで4日間の競技を終了した。