海外女子
44歳H.アルフレッドソン奪首! L.オチョアは低調
2009年5月15日(金)午後0:30
44歳の大ベテランが自己ベストを更新しトップに立った。
ロレーナ・オチョア(メキシコ)の大会4連覇なるかに注目が集まる米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)が、現地時間14日に開幕。注目のオチョアは、第1ラウンドを1アンダー71の平凡なスコアで回り、25位タイとやや出遅れた。そんな中、先月44歳の誕生日を迎えたヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)が1イーグル、9バーディ(1ボギー)の10アンダー62と爆発。クラフト・ナビスコ選手権を制した2位のブリタニー・リンシコム(米)に2打差をつけ単独首位に立った。
「スタートホール(10番)でおよそ1.5メートルのパーパットをやっとの思いで沈めたら、11番でいきなりチップイン(イーグル)が来て、自分でも驚くくらいあれよあれよという間にバーディを量産していました。ほぼすべてのショットが思い通りで、自分でも不思議。62をマークするのは初めてだったので、さすがに最終ホールのティーショットは緊張してましたね」とキャリアベストでトーナメントをリードしたアルフレッドソンは興奮を隠し切れない。
昨季は、長年苦しんでいた首痛から解放されて2勝を挙げると、40代にして自身初の獲得賞金100万ドル(約143万ドル/約1億4,000万円)突破を達成。賞金ランク5位に食い込んでいるが、前週のミケロブ・ウルトラ・オープンでは予選落ちと、今季はまだ本調子とは言い難い。しかし「すべてが上手く行く日もあれば、そうでない日もある。それがゴルフ」とベテランらしく達観したゴルフが余裕のあるプレーを生んでいる様子。「上手く行く日は風が吹いても寒くても関係ない」と、決して良くないコンディション(低温)を乗り越えたアルフレッドソンの2日目以降のプレーに注目だ。
一方、日本勢はスタートダッシュならず。上田桃子は中盤までに3つバーディを奪い、リーダーボードを上昇しかけたが、13番、15番でボギーを叩き、1アンダー71止まり。オチョアと同じ25位タイで初日を終えた。前週トップ10に入り好調なはずの宮里藍は、ショット、パットともに今ひとつ。バーディとボギーが交互に来る内容で1オーバー73と崩れ、宮里美香らと並ぶ60位タイからのスタートを余儀なくされた。
また、前週ようやく思い通りのプレーで6位に食い込んだ大山志保は、10番でティーショットを大きく曲げてOBを叩くなど安定感を欠き、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75で101位タイと大きく出遅れた。
その他、ミッシェル・ウィー(米)は2アンダー70で、日本帰りのポーラ・クリーマー(米)、今季1勝を挙げているカリー・ウェブ(豪)らとともに13位タイ発進。前週優勝のクリスティー・カー(米)は、イーブンパー72で42位タイにとどまっている。なお6アンダー66で単独4位発進のオー・ジヨン(韓)は、2番パー4でイーグル、8番パー3でホールインワンを達成した。
ロレーナ・オチョア(メキシコ)の大会4連覇なるかに注目が集まる米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)が、現地時間14日に開幕。注目のオチョアは、第1ラウンドを1アンダー71の平凡なスコアで回り、25位タイとやや出遅れた。そんな中、先月44歳の誕生日を迎えたヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)が1イーグル、9バーディ(1ボギー)の10アンダー62と爆発。クラフト・ナビスコ選手権を制した2位のブリタニー・リンシコム(米)に2打差をつけ単独首位に立った。
「スタートホール(10番)でおよそ1.5メートルのパーパットをやっとの思いで沈めたら、11番でいきなりチップイン(イーグル)が来て、自分でも驚くくらいあれよあれよという間にバーディを量産していました。ほぼすべてのショットが思い通りで、自分でも不思議。62をマークするのは初めてだったので、さすがに最終ホールのティーショットは緊張してましたね」とキャリアベストでトーナメントをリードしたアルフレッドソンは興奮を隠し切れない。
昨季は、長年苦しんでいた首痛から解放されて2勝を挙げると、40代にして自身初の獲得賞金100万ドル(約143万ドル/約1億4,000万円)突破を達成。賞金ランク5位に食い込んでいるが、前週のミケロブ・ウルトラ・オープンでは予選落ちと、今季はまだ本調子とは言い難い。しかし「すべてが上手く行く日もあれば、そうでない日もある。それがゴルフ」とベテランらしく達観したゴルフが余裕のあるプレーを生んでいる様子。「上手く行く日は風が吹いても寒くても関係ない」と、決して良くないコンディション(低温)を乗り越えたアルフレッドソンの2日目以降のプレーに注目だ。
一方、日本勢はスタートダッシュならず。上田桃子は中盤までに3つバーディを奪い、リーダーボードを上昇しかけたが、13番、15番でボギーを叩き、1アンダー71止まり。オチョアと同じ25位タイで初日を終えた。前週トップ10に入り好調なはずの宮里藍は、ショット、パットともに今ひとつ。バーディとボギーが交互に来る内容で1オーバー73と崩れ、宮里美香らと並ぶ60位タイからのスタートを余儀なくされた。
また、前週ようやく思い通りのプレーで6位に食い込んだ大山志保は、10番でティーショットを大きく曲げてOBを叩くなど安定感を欠き、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75で101位タイと大きく出遅れた。
その他、ミッシェル・ウィー(米)は2アンダー70で、日本帰りのポーラ・クリーマー(米)、今季1勝を挙げているカリー・ウェブ(豪)らとともに13位タイ発進。前週優勝のクリスティー・カー(米)は、イーブンパー72で42位タイにとどまっている。なお6アンダー66で単独4位発進のオー・ジヨン(韓)は、2番パー4でイーグル、8番パー3でホールインワンを達成した。